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花咲舞が黙ってない 7話 食品偽装は詐欺でしょ [映画・ドラマ]

ドラマ「花咲舞が黙ってない」7話の感想です。


業務中に私用電話で友達と話している舞は

男性を紹介したいと言われて浮き足立っているようです。

婚期が気になるお年頃である舞に

そろそろ相手を見つけるべきだと相馬や芝崎も焚きつけ

普段の勤務用スーツで行くつもりだった飲み会には


家に返って随分と気合の入った服装でやってきたところは

おしゃれなステーキハウス「東京ダラス」というお店。


そこで紹介されたのは友達の彼の先輩である

イケメンの「友田浩次郎」でした。

ん~どう考えても今日の話の問題児はこの人なんでしょうね。
いったい何をやらかすのやら(笑



美味しい料理を食べながらの食事会になったのですが、

なんと友田はこのお店のオーナーでした。

いい人ぽくて気が利いてしっかりと店を管理している。
もうなんて言いましょうか理想的すぎますね。
こういう人はやっぱり問題児ってことでしょうか。
案外フェイクなのかもしれませんが…



翌日昼食を摂っているところで来客を告げられた舞。

東京ダラスの方だということで友田を期待して出向くと

昨日店であったシェフの大塚でした。

大塚は舞が店に忘れていった名刺入れを届けるために
わざわざ東京第一銀行まで来たようですが
実は相談があるようです。本当はこっちが目的でしょうかね。


大塚の話では友田が東京第一銀行の誰かと

電話をしているのを聞いてしまったところ

「200万渡しているのだから」

という不正を思わせる内容の話をしていたので

不正をやめさせて欲しいと銀行側に話に来たようです。

めちゃくちゃ胡散臭いですね。
大塚は「不正をしているのは確実」という表現をしていました。

確実じゃないですよね?
200万は別の用件で私的に渡している私用のお金で
不正でもなんでもない可能性がありますし
電話での話を聞いただけで不正を決め付けるはどうかと…

更に不正を正したいのなら始めに本人に話を持ち込むべきです。
銀行側に話を持ち込まれて銀行側の職員が不正をしていたことで
逮捕された場合、友田も同時に逮捕されることになります。

「店を守りたい」と言いましたが「友田を守りたい」
とは言いませんでした。う~んこの行動はどうなんだろう。


話を聞いて調査に乗り出す臨店班は

早速東京ダラスへ融資している品川支店へと向かいました。

品川支店の八木支店長、若村副支店長の2人は

端っから臨店を嫌っている言動です。

更に微妙に挙動が不審な融資課長の難波も含めて

お約束の真藤派閥です。

疑わしいのですが疑わしすぎて
逆に別の人なのかなとも思いますね(汗


品川支店で東京ダラスの業績の資料などを確認した結果

5000万の融資をするのはおかしくない経営状態でした。

ではなぜ200万の賄賂が必要だったのか。

そこで友田と話をしようと東京ダラスまで脚を運ぶ2人。

友田は融資の話がでると途端に挙動が怪しくなっていました。

やはり友田が賄賂を渡しているぽいですねぇ。
いやぁ、大塚さん疑ってすみませんでした(謝



ダラスからの賄賂を調べて200万円の出金を見つけたのですが

使用目的もわかりませんしその先を調べることができません。

200万円の出金と同日に840円の手数料の表記があるところで

小切手の発行手数料だと思い至った舞。


小切手は換金されたあと発行支店に戻ってくるのですが

換金の際には裏面に換金者の名前を記入することになっています。

それを確かめれば200万円を受け取った人物がわかるので

早速小切手を発行した目黒支店に向かいました。

見つけた小切手の裏面に書かれていた名前は

品川支店副支店長の若村でした。



若村を問い詰めたものの、個人的に200万円を貸付け

それを小切手での返金を受けただけだという。


これ以上問い詰めることもできないので

再度大塚に話を聞きに行く舞。

元東京ダラスのシェフだった秋山が別のステーキハウスを

作っていたので相馬は秋山に話を聞きにいきます。



大きな情報を得ることはできなかったようです。

大塚が「家族に胸を張れる仕事じゃないと」

と言ったのが気になっているという舞。


呑み屋花咲で相馬にその話をしているときに出された

エビしんじょうは今までの「芝エビ」から「小エビ」に

変更されたものでした。

これにヒントを得た舞は大塚が「後ろめたい」

と感じている事柄を思いつきました。

「メニューの偽装」

一時期、日本のホテルやデパートで
謝罪ラッシュが起こっていたアレですねぇ(汗

要するに東京ダラスでも武蔵和牛というブランドではなく
格下の牛肉を使っていたということでしょうね。


その事実を品川支店まで行って若村副支店長につきつける2人。

ん~若村副支店長を演じている野仲イサオさんは
ちょっと演技がわざとらしすぎる気がします(汗

思い切りのいい演技をなさっているよ思いますので
もうちょっと自然に演技できるようになれば
かなりいい演技のできる俳優さんになりそうですね。



今度は東京ダラスで友田に対して問い詰める2人。

業績がいいのに200万円の賄賂を渡した理由はなんだったのか。

武蔵和牛の仕入れ値が大幅に下がったのに対して

メニューでは値段の変更がなかった。

仕入先の卸業者まで行って確かめた結果

東京ダラスは業績が改善されたタイミングから

武蔵和牛が納品されたことはなかったという。

その事実を知った若村への口止め料ということだったようです。


これで融資が打ち切られると悟った友田は居直ったように

店の窮地を救うための策を考えるのは当然だと言い切ります。

「店を、従業員を守るためだ。それが悪いというのか」

しかしそれは犯罪行為であり当然「悪い」わけです。
要するに詐欺ですからね。

ここで友田を慕っている従業員達も友田に

「1からやり直そう」といいます。美談ですねぇ。

でもこれ美談にしていい内容じゃないですねぇ(汗

詐欺行為をしたんですから逮捕されて当然なわけですが
ホテルやデパートも全部
トップを更迭するだけで終わってましたね。

あんな誤魔化しで済むとか酷い話ですよ。
このドラマも同じ展開になっているのはちょっとがっかりです。

今回の話は正直不満ですね。
こんな犯罪を犯罪として扱わずに
許容するような内容の話をOKしているようじゃぁ
このドラマはダメな部類に入るのかもしれません。

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大河ドラマ「軍師官兵衛」21話 青々と茂る松 [映画・ドラマ]

大河ドラマ「軍師官兵衛」21話の感想です。


今回の話は非常に涙を誘うものでしたが
なんといっても女性陣の光とネネの涙のシーンは
完全にもらい泣きさせられてしまいました。

心情をうまく表現していて我が子を失う悲しみに
怒り悲しむ演技は本当の母のように思えるものでしたね。
素晴らしい演技力ではないでしょうか。


こう言ってはなんですが、軍師官兵衛では
女性陣の演技の方が魅力的かもしれません(汗

年配の男性俳優さんは流石の貫禄や年季があり
味のある演技を見せてくれていますが
まだまだ若い俳優さんは旨みのような演技に
一歩足りていない感じがありますね。

それでもみなさんいい演技をされているとは思いますので
成長が期待できる俳優さんばかりで今後が楽しみです。





荒木村重の謀反によって囚われてしまった官兵衛は

村重の妻ダシと共謀して脱獄を図ったものの

村重に看破されてしまい脱獄が非常に困難な

「土牢」へ移動させられてしまったのでした。



そして織田軍は村重を討伐するため

有岡城に籠城する荒木軍を攻めるのですが

強引な城攻めによって大きな損害を出してしまいました。

多くの戦死者の中には万見の名前もありました。

この万見って「仙千代」ですよね。
村重に強い疑念を持って無闇に謀反を煽った当人ですので
これはある意味自業自得的なものと考えられそうです。

ちなみにWIKIを見てみると有岡城攻めの際に
仙千代は甲山に避難していた一般人を
邪魔だという理由で殺しているようですね。

どうやら人間的にも問題の多い人物だったようです。
村重への強い疑念もそういった問題のある人間性の
現れだったのではないでしょうか。



この有岡城での大敗は自分の不明が招いたことであり

村重に破れたと思いたくない信長は

強引に「官兵衛寝返り」を作り上げました。

実際は有岡城の守りの硬さを理解しなかった織田軍が
強行的に突入したことが原因なのですが
現場にいない信長にはそれがわかるはずもなく
ただ大敗したことに理由が欲しかったという感じでしょうか。



そう考えた信長は自身の失策を誤魔化そうとした結果、

”松寿丸を殺す”という結論に至りました。

必死に反対する秀吉を蹴り飛ばして

松寿丸の首を撥ねるよう命令する信長の下知を承る半兵衛。

半兵衛の行動に目を見開いて驚く秀吉。

ここでも私の秀吉謀略家説が出てきます。
秀吉は良心的な態度で反対意見を出しますが
そもそもこの城攻めも秀吉が村重に献策していたかもしれません。

また秀吉の命によって本当に官兵衛が
村重を補佐していた可能性も捨てきれませんね。

そうそう自分の意見を曲げない性格の信長が
言いダシたことですので「松寿丸斬首」は覆らないでしょう。

これによって信長への反抗心をもった織田家家臣が
増大したことは間違いないと考えられますよね。

どんどんと信長の地盤を切り崩している秀吉は
着々と外堀を埋めているように思えます。

ですのでこの斬首請負も予定通りだったのでは?



官兵衛救出のため荒木陣営に潜り込んでいる黒田の家臣たちは、

いつまでも潜入の目処が立たず苛立っています。

そこに無理をしてお道が聞き出した情報から

織田家の武将が土牢に囚われているということを知り

それが官兵衛だと確信しました。


寒さが厳しいこの時期に長い投獄など地獄といえる状況です。

官兵衛の健康状態は極めて不安であると考えた九郎右衛門は

いてもたってもいられなくなり荒木に士官することで

土牢に近づく方法を選んだようです。

善助としてはもう少し確実な方法を見出してから
と考えていたようですが、どうしても遅れがちな救出方に
みな不満を持っていたことも事実でしょうね。

いつもは冷静な九郎右衛門が制止を振り切って行動してしまい
逆に太兵衛が動かず待機に徹しているというのも面白いですね。



半兵衛は長浜城へ赴き、用向きをネネに伝えました。

怒りに燃えるネネですが信長の下知に逆らえるはずもなく

ただ松寿丸が斬首されるところを見ることしかできないのかと

悔しさでいっぱいのようですね。




村重自らが土牢へやってきて松寿丸が殺されたことを告げました。

その言葉を信じられない官兵衛は

裏切らせるための虚言だと受け付けませんでした。

しかしその心情は信じたくないだけの強がりなのでしょうね。



姫路では秀吉が現れ松寿丸斬首の経緯を説明しています。

官兵衛の寝返りを決めつけた信長が松寿丸斬首の命を下した

という話でしたが、光は「官兵衛が裏切るなどありえない」

それなのに松寿丸を殺したのはなぜか

「松寿丸をお返しください」と秀吉に迫ります。

取り乱す光を無理矢理下がらせた職隆。


今回の信長の考えは間違いであり官兵衛を信じているという秀吉。
後継を失った自分には生きる望みがないという職隆。
それでも秀吉から織田に変わらぬ忠誠を求める言葉に
ただ悔しさと恨みだけが募っているのでしょうか。



また松寿丸斬首の報は有岡城の黒田家臣にも伝わり

怒りに燃える太兵衛は仇討に出ようとしますが

「誰を討つのか?」と善助に問われた太兵衛は

ただ悔し涙に崩れ落ちたのでした。



そして土牢に現れたダシは官兵衛に松寿丸の末路を伝えました。

ひたすら謝るダシの言葉も耳には届かず

ただただ松寿丸を失った悲しみに暮れる官兵衛。




しばらくして有岡城に届いた毛利からの文は

援軍の日延べを通達するものでした。

官兵衛の言った通りになっている現状に
村重の焦りは相当なものとなっているでしょうね。



ある日ある家を訪ねてきたネネ。

先日松寿丸を失ったとは思えない晴れ晴れとした表情に
違和感を感じるネネの態度ですね。


家は半兵衛の家臣の家のだったようで

そこには元気な松寿丸が匿われていたのでした。

だからネネは晴れやかな表情だったのですね。
いやぁ、よかったですなぁ(涙


信長にバレた場合を考えて秀吉にさえ内密にして

松寿丸を匿った半兵衛。

バレた場合半兵衛は殺されると懸念したネネですが

自分は長くないと知っているので構わないということでした。

松寿丸の秘匿は半兵衛とネネだけの秘密となったのです。

半兵衛を信頼しているということもあるでしょうけど
秀吉にべったりな半兵衛ですのであっさりと請け負ったことに
不信感が生まれてもおかしくないと思うんですよね。

ですので普通は首級検めがありそうなものですが
さすがの信長も自分の誤魔化しで殺した幼子の首まで
検める気にはならなかったということでしょうか。



そして姫路にはネネから職隆宛に届けられた贈り物がありました。

文と扇です。

文には今後も織田への忠節を願うという内容であり

扇には青々と茂った松が描かれていました。


悲嘆に暮れる光にはその意味など考えもせず

松寿丸を殺しておいてよく言えたものだと罵るのですが

職隆はこの扇の絵に「松寿丸は生きている」

という意味を読み取ったようです。

信長の手前そう伝えることはできませんので
現代的な解釈でいうと暗号化したということですね。


この事実に望みと光明を見出した黒田家は

これからも織田家についていくことで

松寿丸を取り戻せることにも繋がるということですね。



結局九郎右衛門もまだ手が出せず救い出せない状況の中

飢えと寒さで体力を奪われ続ける官兵衛は

松寿丸の死を知ってもう半死半生のような状態です。

ダシがたまに訪れては水や食事を与えることで

ギリギリ生きているのでした。

官兵衛はもうほとんど動けない状態のはずなのですが
劇中で岡田さんはかなり動き回っていましたので
ちょっとやりすぎかなぁって思いましたね(汗
苦しそうにのたうち回る感じでよかったんじゃないかなぁ。

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花咲舞が黙ってない 6話 セクハラ野郎は地獄へ堕ちろ [映画・ドラマ]

ドラマ「花咲舞が黙ってない」6話の感想です。


今回の話はかなり感情移入できる話でしたね。

今までのこんな話はありえない的な感じではなく

ありえそうだなぁって感じられる話でした。


今までの話では最後の締めがモヤっとした感じでした。

しかしんかいの場合は残念な結末だったのかもしれませんが

かなり爽快な気持ちになれましたね。


今後もこういう感情移入しやすい話とか

爽快感の強い話を期待しております。



メガバンクの20代女子行員がセクハラを受けたという

内部告発記事が週刊誌に掲載されたのですが

ぼかされて掲載されている建物の写真や社員証は

間違いなく東京第一銀行のものだとわかるものでした。



そして辛島統括部長から臨店班が呼び出しを受けて

大前人事部次長を紹介されセクハラ告発行員を見つけ出す

という業務を委託されました。



20代で退職届けを出している女子行員が

告発した可能性が高いと読んだ相馬の発想に基づいて

その条件でリストアップして本人に話を聞いてみたのですが

リストに上がった人は全員該当者と思われる人物には思えない

という結果で終わりました。

ここまでの間に大前次長は散々告発者をこき下ろして
「金目当ての酷い女」などと言っているあたりで
この大前次長が非常にセクラハ犯臭いですよねぇ。
めっさ悪者臭がぷんぷんしてますもんね(汗



そんな騒動の中、今度は舞の親友で同行員の

川島菜奈津子が告発者であるというメールが

頭取宛に送られてきたのでした。


舞は奈津子が告発者だというのなら自分に相談があっただろう

だから奈津子ではないはずであり嫌がらせの類だといいます。


友人がそういうのだから間違いないと言って

頭取宛に送られてきたメールを無視するわけにも行かず

調査をすることになりました。



舞は奈津子の勤務する京橋支店まで脚を運んで

直接本人に尋ねてみると、告発者は自分だという奈津子。

そして頭取にも内容を知ってもらえれば

セクハラ上司に罰を与えることができるだろうと考えて

メールを出したのも自分だといいます。


セクハラの犯人は現在の人事部次長である大前でした。

前京橋支店長であった大前は奈津子に頻繁にセクハラを繰り返し

総合職への試験の際にもテストの結果に采配を持つ

”支店長”という立場を利用して関係を迫っていましたが

奈津子がそれを拒んだために試験は不合格にされてしまいまた。


大前が本部の人事部に移動となったため

今までのことは忘れようとしていたのですが

本部での研修での際に奈津子を見かけた大前が

今後の総合職への試験でも自分が関係するので結果を期待するなら

態度を改めるようなことを言われてしまいました。


やっぱり大前がセクハラ犯でしたねぇ。
心のそこから反吐がでるようなクズです…。
こういうどうしようもないヤツがのさばれるような会社は
早急なる是正をするべきであり、できないような会社なら
即座に潰れてしまえと言いたいところです。

そういえば以前どこぞの報道番組の司会を務める人物が
ものすごい権力と財力を持っていて
生番組中にセクハラを行っていた映像が写って
大きな問題になっていましたが
その権力の前には関係者の誰もが口をつぐみ
全く罪に問われることがありませんでした。

あれも結局うやむやになってしまって被害者の方が
泣き寝入りという結果のままですね。

その後、司会者は子息の愚行で立場を追われていましたが
セクハラについては一切謝罪もしていないし罰も受けていません。
本当に反吐がでるようなクズがのさばったままですね。

他にも全柔連の関係者でも逮捕されるほどの
酷い話が何件かあったと思います。
まぁこっちは権力がなかったので逮捕されてよかったですが
隠れたセクハラ野郎どもはまだまだたくさんいることでしょう。

こういうクズ(特に権力を持っているようなヤツ)を
さくっと逮捕できるようなシステムを構築できれば
安心した職場で働けるいい社会が作れるのかもしれません。



「私たち友達だよね?」

どうして相談してくれなかったのかと悲しむ舞に

「友達だからセクハラされていたなんて知られたくなかった」

と泣きながら悔しがる奈津子。



我慢の限界を超えた奈津子は知り合いの雑誌記者に相談し

事の次第を告発するような記事を「無償」で

掲載してもらえるように交渉したのでした。




舞がなんとかしてあげたいと考える中、翌日、

真藤本部長に呼び出されて奈津子は本部で聴取することになり

聴取に立ち会うのは真藤と腰巾着の児玉それに大前次長です。

大前が来るというのに臨店班が入ることは許されませんでした。


辛島部長の話では真藤本部長が奈津子を黙らせてしまう可能性を

示唆するものの具体的な対策を提案しませんでした。

これって舞に「どうにかしないとマズイよ?」
って言ってますよね。
この辛島部長って結構腹黒そうだから
微妙に信用できないんですよねぇ。



翌日のことを思えば何かしなければと思った舞は

「セクハラは証拠が残りにくいから何度も繰り返す」

という相馬の言葉から過去に大前が勤務した支店で

同じ被害に遭った人物がいないかを探すために

メールを出して告発を助けてくれるようお願いしましたが

夜にメールを送信しているので翌朝確認しても

そのメールへの返信はありませんでした。


一方、相馬は舞の行動力と悪質行為への怒りに触発され

京橋支店へ赴き人事関係資料の閲覧を求めたようです。

現京橋支店長は人道的にも優秀な人物のようで

悪質なセクハラ行為を撃退するため協力してくれたようです。

相馬は人事関係の資料から
何をみつけようとしているのでしょうか。



そして始まった奈津子の聴取が始まりました。

奈津子は問われるがまま自分が告発し

頭取にメールを出したことを認めました。

更に大前がセクハラの上司であることを訴えたのですが

大前は頑として認めません。


証拠がない以上、セクハラ行為には言及できないが

奈津子が告発したことで東京第一銀行が

損害を被った事実だけは確認できるということで、

これを帳消しにする代わりにセクハラ問題もなかったことに

と真藤本部長から取引を持ちかけられました。

「当行3万人の行員に泥を塗ることになる」

と脅されるとぐうの音も出ない奈津子が

その取引に応じそうになったその時、

メールの返信を受け取っていた舞が室内に入ってきました。

「待ってください」


そして舞はメールの内容を提示して大島を問い詰めます。

それでも認めようとせずシラを切ろうとしているところで

今度は相馬が入ってきました。

そこで京橋支店で借りてきた資料を提示します。


相馬が探していたのは奈津子の評価資料だったようです。

数多く入れ替わった支店長から、

奈津子は常に高評価を受けています。

大前もご多分に漏れず高評価を提示していました。


しかし総合職への試験での評価に対しては

大前の奈津子の評価はは最低点を提示しています。


その時の評価の内容は今までの評価とは矛盾するほど乖離しており

明白に恣意的な悪意を感じるものでした。

問い詰められた大前は二の句が告げず反論できません。

舞も大前に引導を渡します。

「私はあなたを絶対に許しません」


大前には厳しい処分がくだされるだろうという相馬は

奈津子にも処分があるだろうといいます。

まぁ行内の恥部を世間に公表したことは
奈津子にも返ってくるのはしょうがないことでしょうか。

本人も覚悟していたことでしょうけど
納得しにくい部分でもありますよね。

結果としてこうしなければ大前の犯罪は
明らかにされなかったわけですから
銀行にもそれに対する罪はあるはずです。
それを考慮した上での処分をお願いしたいところですね。



いつものように呑み屋「花咲」で話をする舞と相馬。

頻繁に店にくる相馬に「気軽にスッピンになれない」

と苦言を呈すると相馬が言い返しました。

「お前がスッピンだろうが俺には全く影響がない」

これってパッと聞くと"お前等眼中にない”と聞こえますが
少し考えると”スッピンでもイヤだと感じない”とも取れます。

要するに素をさらけ出しても大丈夫という解釈ができるので
すっごい遠巻きな受け入れ宣言とも言えますよね(笑

結婚には非常に大事な要素ですので
舞との関係がかなりいいものになっているということですね(笑

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大河ドラマ「軍師官兵衛」20話 心を得られぬ村重の苦悩 [映画・ドラマ]

大河ドラマ「軍師官兵衛」20話の感想です。


一人で有岡城に行った官兵衛は

荒木村重の説得に失敗したばかりでなく

小寺政職に裏切られていたことを知り

失意の中、村重の指示で牢に閉じ込められてしまいました。


また官兵衛の側近たちは慌てて姫路に舞い戻り

官兵衛の指示通り職隆に指示を仰ぎ

職隆は黒田の家を守り抜くために今後を案じるのでした。




信長が村重討伐の陣を構えたところで

官兵衛が有岡城から戻らないことを報告した秀吉。

織田家臣たちからは官兵衛の翻意を疑われてしまいます。

秀吉や半兵衛は強く否定するのですが
信長の信頼の厚い村重でさえ裏切ったとなれば
官兵衛が疑われることも仕方がないのかもしれません。


更に家臣たちは「小寺への制裁として松寿丸を殺すべし」

というのですが半兵衛は松寿丸を殺すことで

姫路も小寺につく可能性が出てくるため

松寿丸は殺すべきではないと制止します。

信長は現状は村重討伐に重きを置くことを宣言し

人質の処分は保留になりました。




有岡城では官兵衛に文を出して煽ってしまったことを

強く後悔している村重の妻「だし」が事実を打ち明け

官兵衛を助けて欲しい訴えますが

村重は小寺に「官兵衛を殺した」という文を出したことを告げ

世間的に官兵衛は死んだことになったと言います。

村重は信長や秀吉のお気に入りの官兵衛を殺したと思われるので
織田から許される可能性は皆無だということですね。


その文を受け取った小寺政職は官兵衛が死んだという事実に

そして自分の裏切りに恐怖して泣いているようです。

この人は本当に馬鹿な人ですねぇ。
あんなにお紺も絶賛していた官兵衛を
殺す理由がどこにあったんでしょうか。
まぁ目の前の利益しか見えない小寺の家臣に
唆されたんでしょうねぇ。



再度官兵衛を口説きに牢までやってきた村重は

毛利の水軍や本願寺への兵糧の供給によって

織田家不利の条件を上げていくのですが

鉄甲船もある織田家に勝てる見込みは無いと切り返され

言葉を失った村重は腹立たしげに帰ってしまいました。

村重は結局のところ官兵衛が好きなので殺したくないから
味方にしたいだけなんでしょうね。
しかし官兵衛は、今後の黒田家と人質と秀吉を思えば
毛利側につく理由が一つも出てこないわけです。
深く考えなければ官兵衛を味方にはできないでしょう。
村重にはそういうことを考えてくれる人材がいないんですねぇ(涙




信長は村重を切り崩すために高山右近を落とす作戦を考えました。

オルガンティノ達に右近を説き伏せるよう命じます。

右近が断った場合はキリシタンを全員殺すと脅しました。

右近には選択の余地がなさそうです(涙



牢に閉じ込められた官兵衛のもとに現れたダシは

謝罪と同時に官兵衛から城の地図を求められ承りました。

官兵衛は脱出するつもりのようですね。



姫路では村重によって官兵衛が殺された知らせが届きました。

職隆はそれを光に伝えますが、信じられないという光。

職隆は黒田を毛利に寝返らせるための嘘である可能性もあるといい

また本当に殺されていたとしても

松寿丸のために寝返るわけには行かないといいます。

そして官兵衛を人質にして「毛利に寝返れ」と言われた場合

職隆は官兵衛を捨て松寿丸を生かすと宣言しました。

光とお福は涙を流しながら頷くのでした。

これは辛すぎる話ですね…
しかもほとんどが小寺の所為だというところが
非常に腹立たしいですね。



小寺離反で松寿丸が殺される可能性があることと

官兵衛が死んだことを聞いたと思われるねねは

事実を伝えようと松寿丸に会いに来たようですが

健気に鍛錬をし自分を母と慕ってくれる松寿丸に

酷い事実を告げることができずに誤魔化してしまうのでした。

これは言えませんよねぇ(涙
大人相手ならまだ言えたかもしれませんが
自分を慕ってくれるこんな小さい子に
「父は死んだ、お前ももうすぐ殺される」
なんて言えるわけがありませんよ(涙



黒田家では小寺から黒田へきた兵士たちが

官兵衛が死んだことを吹聴していたようで

それを聞き及んだ太兵衛が怒りに任せて殴り合いになっています。

小寺へを帰還を申し出た兵たちに騒ぎを聞きつけた職隆が

許可を出すとみな出て行ってしまいました。

その中に又兵衛の養父である叔父も含まれていたため

又兵衛もまた小寺へと行かねばならず

涙の流しながら離別を惜しんでいるようです。

「御恩は生涯忘れませぬ」

そう言って走り去る又兵衛を追いかけた光は

”ここは又兵衛の家なのでいつでも帰ってきていいのだ

 母はいつでもあなたの帰りを待っている”と言いました。

光には辛すぎる状況ですね。
姉は出家、兄は自害。
息子は人質となり今にも殺されそうであり
夫は敵に捕まって殺さたかもしれない。
更にもうひとりの息子として育てていた又兵衛も敵になる。

櫛橋家のみんなはそれぞれの不明が招いたことですが
それ以外は全部小寺のとばっちりですよね。
私だったら絶対小寺をめちゃくちゃ恨むでしょうねぇ。

更に実は小寺が裏切っていたと知れば
末代まで呪うのは必須事項ですよね。
いや斉は奪い取って政職を末代にするべきか(怒
鶴太郎のヤツめ鶴太郎ヤツめ!



覚悟を決めた右近は白装束で信長の御前に現れ

武士を捨てて一介のキリシタンになると言い

それが叶わないならこの場で成敗して欲しいといいます。

秀吉が必死に止める中、押しのけて刀を振り下ろす信長。

「お前をデウスにやるつもりはない!」

その刀身は右近の首筋で止まり今までの右近は死んだのだと言うと

これからの右近は信長に仕えるように言い渡しました。

選択の余地もなく重きを受けた右近は

信長の家臣として生きることを誓います。

右近を落とされた村重は精神的にも戦力的にも
大きな痛手をうけることになったのです。



姫路では残り少なくなった黒田の家臣たちが

官兵衛の生存を信じて有岡城への潜入を申し出ました。

同じ思い出会った光と職隆もその言葉を受け入れ

家臣たちを有岡城へ向かわせることになります。





そして信じられないことが起こりました。

右近が寝返ったことで分が悪いと踏んだ中川清秀が

織田に寝返ると申し出てきたのです。

これはありえません。
ていうか村重を煽ったのあんただろう!
絶対許さん!清秀だけは許さんぞ!

昔、官兵衛の逸話を知っていただけの私は
官兵衛の方が好きだったので村重が好きになれませんでした。

でもこのドラマでの村重ってすごいかわいそうなんですよ。
ちょっといいやつだなって思いますし
助けてあげたくなるような人物になってると思えます。

それを…首謀者の清秀が裏切るとか…ありえん!
ダメだ、清秀はダメだ。右近は許せても清秀は絶対ダメ。
信長さん絶対やっちゃってくださいね。
政職より腹立つわ!清秀は許すわけには行きません。


しかしこのムカツク清秀のおかげで

官兵衛が生きていることがわかりました。

ん~この報告だけは許せますね。
でもやっぱり地獄行きは確定です。清秀は地獄へ堕ちろ!




有岡城への潜入を計画していた善助たちは

商人を装い混乱している有岡城へ上手く潜り込めたようです。


そして官兵衛はダシの手引きで脱獄に成功したのですが

その先で村重に見つかってしまいました。

結局連れ戻された官兵衛は土牢という

脱獄出来そうにない場所に移されてしまいました。

右近の離反に清秀の裏切りそしてダシの逆心。
村重の怒りは頂点に達しているようですね。
「成敗」を覚悟したダシも放置されたことで
”殺す価値もない”と見限られたと考えたかもしれません。

またしても自分の手で官兵衛を
不利な方向に勧めてしまったことも
悔む内容なのでしょうね。

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花咲舞が黙ってない 5話 横暴な検査官を許すな [映画・ドラマ]

ドラマ「花咲舞が黙ってない」5話のあらすじと感想です。


前回の話は連続録画設定をしていたのに

テレビの型が古いためなのか別番組扱いされてしまったようで

録画されていないというショッキングなことが発生しました。

お陰で1話飛んでしまいました。非常に残念です(涙

気を取り直して感想を書いていこうと思います。



相馬の押印忘れによって古巣である中野支店に

行くことになった相馬と舞。


入口まで行ったところで金融庁の検査官たちが

集まっているところに出くわしました。

中野支店が検査対象になったようです。



暇を持て余している臨店班である2人は

古巣のてんやわんやに手を貸そうと奮起しました。


金融庁からきた主任検査官の青田は辣腕で有名なばかりか

強引で横暴なやり口でかなり問題視されているようです。

今回の敵はこの人ぽいですねぇ。

いつも支店長ばかりが問題児なのはいい加減食傷気味ですし
もっと別の人の問題点とかにも焦点をあててほしいですね。



早速、青田の物言いに性格の悪さがにじみ出ていることを

ボソボソと悪口を言っている舞の言葉が

青田本人に聞かれてしまい目をつけられてますね(汗

また青田は中野支店長の牧野と知り合いのようで
以前会ったことを話していますが、旧知の仲というより
恨みの対象という感じで牧野支店長を見ているように思えます。



とりあえずお手伝いが一段落した舞が休憩に入っていると

元同僚のケイコとアキが入ってきて一ヶ月ぶりの再会を

懐かしんでいる?ようです(笑



一方必死になって粗探しを続けている青田率いる検査官が

所持品の違法性検査の際に一時的に押収した

永瀬のノートパソコンから何かを見つけ出したようですね。



隠している資料があることを支店長に告白された舞と相馬は

少し動揺しますが、バレないことを祈るばかりという状況で

検査官たちが物品庫で検査を始めたようです。


その物品庫には検査官に見つからないように

書類を隠しているところでした。

なぜこの倉庫がわかったのかは非常に怪しいですね。
永瀬のPCから何かを見つけたということでしょうか。


隠していた資料はほとんどが念のため移動させたもので

発見されたとしても大した問題にはならないようですが

”一社だけ債務者区分から落とされそうなところがある”

と牧野支店長が言いました。

この会社の資料を検査官に見つけられてしまうと
銀行が返済能力がない会社にお金を貸し付けたということになり
これは「業務改善命令」が出されるに事案に
該当する可能性があるということですね。



結局隠したかった該当の一社である「野方技研」は

六期連続の赤字であり牧野支店長の見解では

「要注意先」と認識しているということですが

この内容で債務を三ヶ月滞らせているということは

「破綻懸念先」に該当すると言う青田。

そんな話の最中に資料をもってきた相馬。


野方技研が保有していた保養所を売却することをの社長が同意し

返済にあてることで返済遅延を解消できるというものでした。

なんとか牧野支店長を苦しめたいと考えている節のある青田は
この内容に苦い表情を隠しませんね(汗
そこまで私怨を顕にしてもいいんですか(笑


これといった決め手を欠いた検査となったためか

執拗に牧野支店長に隠蔽資料がないかどうかを質問する青田。

なにやら胡散臭い匂いがプンプンし始めました。

後になって不正が見つかったら「業務改善命令」も視野に入れる

そうなると銀行の汚点となり支店長も行員の未来はないだろうと

ほぼ脅迫といっていい内容の言葉を放ち

舞はいつものようにお言葉をかえしていました(汗


そして止めのセリフですが…

「検査官に逆らえばどういうことになるか

 思い知らせてやる」

このセリフは100%アウトですよねぇ(汗
これはどう考えても業務を改善促進を行うないようではなく
自分に従わないものは排除するという職権乱用です。
この時点で青田はアウト確定ですね(汗



一日目はなんとか乗り切ったようですが

検査は明日もあるので不安の残る状況です。

呑み屋花咲で呑みながら話をする支店長と相馬と舞。

そこで怒り心頭の舞に好物のモツ煮をだして機嫌をとるお父さん。

そんな舞を尻目に青田との因果関係を話す支店長。

どうやら過去の青田の横暴な検査について
青田の上司に訴えたところ青田は訓告処分を受けました。
それを根に持って未だに牧野支店長を恨んでいるんだとか…

そんなショボイ理由かいっ!?
呆れ果てる程しょ~もないヤツですねぇ(汗
もっと大きな理由があるのかと思いましたよ。
すっごい疲れてきました(汗


3人がそんな話をしている時間、

青田は誰かに電話をかけているようです。

どうやら野田支店の誰かに電話しているようで

「どんな手を使ってもいい」などと口走っていますね(汗

あんたそれもう完全な犯罪者じゃないですか…
超ショボイ逆恨みで犯罪とかどんだけ小物なんだ(汗



翌日銀行のみんなが出勤する前に資料を取り出して

どこかに隠そうとしているところを発見する舞と相馬。

隠し場所を漏らした誰かが青田に指示を受けて

なにかしらやらかすだろうと読んで張り込みをしていたようです。

そして現れたのは永瀬でした。

個人のPCから300万円の借金があるメールを見られてしまい

これを知られると銀行員としての先がないだろうと脅され

支店の不利になる情報の提供を求められた永瀬が

書類の隠し場所を話してしまったということでした。


それでは牧野支店長を追い詰められなかった青田は

更に永瀬を脅して今度は問題を捏造することにした結果でした。



それを聞いた相馬は支店長に謝った上で

青田に”指示に従えないことをはっきりと伝える”ように

言いました。その横では舞も何か考えているぽいですね。




永瀬に指示を出していた会社の資料を求めた青田は

資料に不備がないことを知ると永瀬を問い詰めました。

更に脅しをかけてくる青田に向かって

相馬に言われたようにはっきりと断った永瀬。


その帰り道に給湯室がありケイコがアキに

「”金融庁検査の間、隠しておいて欲しい”

 と頼まれた資料を所持していることが不安だ」

と会話しています。

それを耳にした青田はほくそ笑んで戻りました。



テラーの業務が終わったところを待ち構えていた青田。

検査と称して女子行員のロッカーの中を見るなど

ある意味パワハラに該当しかねないものですが

ケイコのロッカーに隠蔽資料があるという内部告発があったため

見せて欲しいという青田。


お願いという名の強制ですので逆らうことができません。

資料が隠されているロッカーを見られては困るという態度ですが

青田に鍵を要求されてシブシブ鍵を渡すケイコ。


こんなやり方はおかしいという支店長や舞の言葉を無視して

検査を始めたのですが、結局なにも出てきませんでした。

確かに青田が「内部告発があった」と言ったことは間違いなく
詐称行為であり犯罪といえるかもしれませんが
基本的には疑わしいことを発言したケイコに問題があるわけで
聞いたその場でロッカーを改めると宣言していれば
何も問題なかったはすですよね。

なんであとになって検査を始めたのか
なんで「内部告発」だと詐称したのかが理解できません(汗

その上で何も出てこなかったとしてもケイコが
疑わしい発言をしたことが原因なのですから
文句のいいようもありませんよね。

それが理解できない青田は主任検査官どころか下っ端でも、
まるで使い物にならない人材だったということですね。
金融庁って人を見る目なさすぎじゃないですか(笑


何も出てこなかったことで、

何もなかったように逃げようとする青田をとめた舞は

無理矢理女子ロッカーを検査したことに謝罪を要求しました。


隠蔽資料があることを検査して何が悪いという青田に

そもそもそんな内部告発があったのかと尋ねる舞。

この質問でようやく気づいた青田に言い切る舞。

「まさか嵌めたのか!?」

「はい。この支店に隠蔽資料はありません」

ケイコと結託した舞が入れ知恵をして
青田に聴かせるように給湯室でウソの話をでっち上げるように
指示を出していただけのようですね。


「こんなことが許されると思っているのか」

という青田を問い詰める舞。

永瀬も証言する覚悟があるというのですが
シラを切り通す青田に言い返す言葉がありません。
舞はかなり詰が甘いですねぇ。


そこで用意していたレコーダーを再生する相馬。

「お前借金のことをバラしてもいいんのか?

 俺のチカラを使えばお前みたいな銀行員

 クビにするのは簡単なんだぞ!!

 なんとしてでも支店長が検査を妨害している

 という事実を創り出せ。いいな!!」

永瀬が断る際に相馬の指示でレコーダーで

会話を録音していたのでした。

そういえばアメリカのどこかの州では
いじめに遭っている生徒がその会話を録音したところ
逆に盗聴扱いされて被害者なのに犯罪者になってしまいました。

酷い話ですねぇ…学校と州が結託して
いじめの事実を隠蔽したことが露骨に見えてきますよね。

日本ではそれを盗聴扱いしないんでしょうかね。
だったら健全であり少しはマシと言えるでしょうか。


検査官として人として間違っている、男として最低

と舞に言われて心底悔しそうに帰っていく青田。

その後、青田が懲戒免職処分になった
という話が聞こえてきました。
しかし現実ならきっと訓告程度で終わるんだろうなぁ
って思っちゃいますね。

とりあえず青田が”ザマを見る”ことになったようなので
よかったよかった(笑

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大河ドラマ「軍師官兵衛」19話 裏切られた官兵衛 [映画・ドラマ]

大河ドラマ「軍師官兵衛」19話の感想です。


荒木村重の謀反に織田軍と播磨には大きな衝撃が走りました。

それでも村重を信じたい信長は秀吉と光秀を派遣して

ことの次第を確かめてくるように厳命しました。



結果、2人の説得も虚しく村重本人から

謀反であることを突きつけられられただけに終わりました。


※謀略家秀吉への疑念

 村重の前に現れた秀吉と光秀。
 村重と光秀は信長を裏切っていますし、
 秀吉は織田家を丸々手中に収めていますね。
 この城で話し合われたことは
 本当に謀反の説得だったのでしょうか。

 私は秀吉を疑っているを再三書かせていただいていますが
 ここでも非常に疑わしく思えますね。

 この城では信長を裏切る算段を
 話し合っていたのではないでしょうか。
 そして全てが計画通りに進んでいるのかもしれません。


安土に帰ってきた秀吉と光秀は村重への怒り心頭の信長へ

直接の報告もさせてもらえずに終わりました。



信長から発せられたのは「村重の討伐」

それを半兵衛に報告している官兵衛の元に

更に事態が酷くなった報告が入りました。

「小寺政職謀反」


既に政職は籠城の戦支度を始めているとのことで

官兵衛の父職隆も説得に御着城へ向かったのですが

目通りさえ叶わず追い返されてしまいます。

やっぱり政職は翻意してしまいましたねぇ。
絶対なんかやらかすだろうと思ってましたが…

村重に「播磨をやる」と言われてあっさり寝返るとか
まったく主体性がなさすぎますね(涙

これだけ信用を失って今後どこへいっても
”御着はいつか裏切るのではないか”
と疑念を持たれることは言うまでもないでしょう。
それを理解できないのはもうどうしようもないですねぇ。


そして人質として出されている松寿丸は

このまま御着が裏切るとなると殺されることになるでしょう。




村重に助言をしている中川清秀。

村重は清秀の言に重きを置いているようですが
清秀はかなりの問題児のように思えますね。

部下の管理の失敗を棚上げして殿である村重を
謀反させるまでに至るとはなんという愚行。

更に村重を煽って悪化の一途をたどっています。

まぁ恐怖政治を敷いている信長にも
辟易したからといって謀反に踏み切る村重にも
責任の一端はありますので
清秀だけが悪いわけではありませんけど。


妻である「だし」に諫められるものの

織田への反旗を戻すつもりはない村重。

高山右近や官兵衛の言葉を聞いてみてはどうか

というだしの声でも村重の心を変えることはできませんでした。


だしは右近にどうにかできないかと頼るも

右近は村重への恩義があり村重を裏切ることはない

そう断言してだしの願いを断りました。




御着の裏切りについて相談している黒田家。

家臣たちは御着討つべしと声を上げますが

黒田は御着に助けられた恩を忘れることはできないので

どうにか説得してくると家臣の不安を諌める官兵衛。


御着についた官兵衛は政職と接見し

どうにか謀反を取りやめるように話をし

だしからの書状も受け取っていた官兵衛は

ここぞとばかりにそれを政職に見せつけます。

これによって村重も謀反を取りやめることになるだろう

このままでは御着が孤立することを示すと

怯えた政職は一気に心が揺らいだようです。


結局荒木村重が謀反をやめれば

御着も織田に戻るという約束を交わした官兵衛は

村重のいる有岡城へ向うと言って出て行きました。



秀吉にも半兵衛に止められたのですが官兵衛は止まりません。

家臣を謀ってまで引き止めて姫路を託した官兵衛は

単身で有岡城へ向かったのでした。




今井宗久が信長に会いに来て摂津の謀反は

堺にも影響が出ているので早期解決を願うと言います。

そこで信長は自らの手で謀反人を叩き潰すと言い切りました。

この時の会話で世界を見据えた信長が話したのは
日本の小ささや世界の大きさ、
また世界と貿易するため経済的観念などでした。

当時、世界を知らない日本人にとって
世界とは日本のみを指すものだったでしょうね。

信長のような見解をもった大名など
ほとんどいなかったと思います。

そういう意味でも信長は日本を統一するに
適切な人材であったことは間違いありませんが

際限ない正義の行使がただの虐殺へとスリ代わり
ワンマンであるが故に諫言にも耳を貸しません。
そんな性格の人物が一番手となると
どうしても恐怖政治につながってしまうんでしょうか。

信長の性格であれば最高位ではなく
二番手三番手にいることがよかったのかもしれませんね。




有岡城に単身乗り込んできた官兵衛は

村重を説得しようと試みます。

小寺も説得に応じてくれたので一緒に織田に戻ろうと言います。

必死になって説得を続ける官兵衛をみた村重は

その姿を憐れに思って事実を告げました。


政職から村重宛へ書状があり中に記されていたのは

「官兵衛がそちらに行くので殺してほしい」

という内容でした。

政職に裏切られて愕然とする官兵衛。

どうやら政職は初めから官兵衛を嵌めるために
説得を受けた振りをしていたようです。
もう小寺はどこに行っても信用されることはないでしょうね。

村重の謀反は信じられますが政職の謀反は
誰も信じることはないでしょう。



村重は官兵衛の能力と人物を買っているので

なんとか味方に引き入れようと持ちかけますが

官兵衛は頑として裏切りを拒否しました。

村重はやむを得ず牢に閉じ込めておくことにしたのでした。

とうとう捕らえられてしまった官兵衛。
事態はすべて悪化へ向かっているようです。

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大河ドラマ「軍師官兵衛」18話 荒木村重は謀反を起こすのか [映画・ドラマ]

大河ドラマ「軍師官兵衛」18話の感想です。


三木城の兵糧攻めを献策した半兵衛と官兵衛。

秀吉はその策を素直に受け入れあとの調整は

石田三成(幼名:佐吉)に任せて

官兵衛は宇喜多調略に向かいました。



三成は作戦通り三木城を囲むように付城を作り続け

周囲から誰も入れないようにしてしまいます。

これによって内部で籠城を続ける別所長治が

兵糧の残量に憂いますが賀相は毛利を信じきっており

中国武士は裏約束を違えないことが織田との違いであると

誇らしげに語っております。

いや別所は既に毛利に見捨てられているんですけどね(汗



一方、荒木村重は信長より命じられていた

「降伏は許さじ」に背いたとのことで

問責会議が開かれたということですね。


既に自軍3000の兵を失って滝川一益の負傷もあり

降伏を許さなければ死兵となって攻め来ることが予想されたので

これ以上兵を失うのは得策ではないと感じた村重は

神吉籐太夫の降伏を許したのだと申し開きをしました。


また籐太夫が仕方城に逃げさせてしまったことについては

そのお陰で、城主である櫛橋左京進に戦況が伝えられ

仕方城は早期開城となったと考えられるとも言っています。


万見重元(幼名:仙千代)は執拗に村重の行為を不審がり

翻意あっての行動だと決めつけた物言いで問い詰めますが

理に適った申し開きだったので信長は納得したようです。


信長は村重の背信行為を赦しました。

それによって村重は一時的に不審を持ち始めていた心を

封印して再度信長への忠誠を誓うのでした。



会議の後、信長は仙千代に村重は追い詰められると強いといい

今後の自分の往く道に村重は欠かせないとまで言いました。

ここで私はふと思ったのですが、
信長は人材を愛する人物だったのではないかということです。

三国志で有名な曹操なども有能な人材を好んで集めていた
といいます。
信長もそういう人物だったのではないかと思うのです。

実際に配下にはそれなりの有能な武将がそろっていますし
秀吉のような市井の出自でも
有能であれば取り立てる度量がありました。

しかし人材を止めおくという能力が低かったのでしょうね。
信長は我が強すぎますので、どうしても「相手を立てる」
という行動が疎かになっていたと思うのです。

それによって人心が離れていくことも
多々あったのではないでしょうか。

それに比較すると秀吉は人心掌握術に長けていますよね。
あれは信長という反面教師がいたおかげかもしれません。

信長の最大の失敗は人材を留めるだけの
器量がなかったことではないかと私は考えたのでした。



官兵衛は秀吉から許しを得ていたので

宇喜多へ向かう前に光の顔を拝みに姫路に立ち寄り

そこで強くなった又兵衛の成長ぶりを確認しました。

善助の子を抱いて喜ぶのでした。


松寿丸はねねから休め言われるほど剣の稽古に励み

又兵衛と場所は違えども心は同じという感じですね。

ねねが持ってきた瓜を食べ母と故郷を思い出す松寿丸は

「弱音を吐いてもいい」というねねの言葉を受けても

その心を表に出さずに健気に強がりをいうのでした。

いい子過ぎますねぇ(涙
こんな子なら黒田家は安泰と言えるかもしれません。



未だに継続されている本願寺との戦いでは

一向衆の門徒が織田軍にいることで

いつまでも兵糧が尽きない本願寺に兵糧を運び込んでいた者の中に

宇喜多の家臣が紛れ込んでいました。


官兵衛は宇喜多直家の調略を前にして

様子を探るためにも以前とは一変した態度で臨み

大量の酒を土産に接見を試みました。

逆に宇喜多直家からは不審がられていると思われますよね。

直家は「後ろに気をつけろ」という言葉を残して

官兵衛の織田家参入の催促も無視してしまいました。


官兵衛は直家の言葉が「小寺」のことではないかと考え

父職隆に小寺政職を見ているように頼んだのですが

政職は妻お紺の死後、悲しみで泣き暮らしているようです。

それを見た職隆は政職に翻意などないだろうと考えたのですが

一応今後も様子を見るということで落ち着きました。

官兵衛は「では直家の言葉は誰を指していたのか」

と気になっているようですね。



そして夜半に村重のいる有岡城で不穏な話が展開されていました。

村重の家臣である中川清秀からの報告により

本願寺に兵糧を流していたのが清秀の家来であったことが判明し

それを報告していたのでした。

それを聞いた村重は当事者の確保とこの話の厳戒令を敷き

表に出ないように厳命しますが、肝心の当事者が

未だに見つかっていないことで心が休まりません。


清秀は此度の疑いを晴らすことはできないと思い込み

織田離反のため早急に籠城の支度を進めようとします。

しかし村重は当事者を見つけることを優先するのでした。



信長はルイス・フロイス共に来日した

オルガンティノより世界が丸い”地球”であることを教えられ

世界の大陸からすれば日本がいかに小さいかを知りました。

世界への旅路に目を輝かせる信長は子供のように喜んでいますね。

当時の世界観では想像もできない話だというのに
信長はあっさりと受け入れたということが
大人物であることを証明していると思うのですが
対人関係になると途端に小人物に成り下がるのが
人間というものの面白いところなのでしょうか。



そこに細川藤孝より持ってこられた村重の不穏な噂。

織田との戦に備えて米の買い占めを行っているのではないか

という話でした。

それだけで疑うのはあまりに不自然なので
他にも何か疑わしい話があったのかもしれませんね。


真偽の確認のため明智光秀と仙千代が有岡城に遣わされました。

ん~ここで仙千代を選ぶのはどう考えてもダメですよねぇ。
このあたりが対人関係における信長の不明を
垣間見るところではないでしょうか。

私はここでも秀吉への疑いをもってしまいます。
以前も言いましたが秀吉が毛利と繋がっているのであれば
村重を調略しているかもしれません。
村重の捕虜逃亡の話などあまりに出来すぎた展開ですし
秀吉と村重で計画された話だったのではないか?
なんて疑ってしまいますね。


「村重に謀反の恐れ有り」という噂が広まり

それを聞いた官兵衛は宇喜多の言葉を思い出していました。

「このことだったのか」

そこで村重は呟いた「所詮は使い捨て」という言葉が

謀反の切欠となっているのかもしれないと思っているようですね。

そんな騒ぎの中、半兵衛はまたしても発作を起こし

吐血して臥床してしまいました。



村重の謀反の話を聞いた官兵衛の家臣たちは

信じられないと考えたようで自分たちで調べたいと申し出ます。

井上九郎右衛門に調査をさせる官兵衛。



一方、有岡城では村重に翻意ありと決め付ける仙千代が

全て織田への翻意だろうと決めつけて話を進めるで

ただの言い合いになっています(汗

本当に仙千代は使えませんね。
公平が第一となる査察官が初めから疑念を以て動けば
真偽など確かめられるはずもありません。

ましてやあまりに「疑わしい」と連呼すれば
翻意のない者であっても辟易して翻意を抱くかもしれません。

こんな仙千代を重用しているとこでも信長は対人関係に
大きな溝を作ってしまっているのでしょうね。


しかしよくよく考えて見ると
この二人の人選って警察の取り調べでよく使う手段に
適合していますね。

一方が執拗なまでに疑いを向け、上から目線で話し続けます。
容疑者はこの人物に強い反感を抱き敵対心を煽ることでしょう。

一方がは優しく相手を擁護するかのように話を進めます。
容疑者は優しい人物に心を開き、
話を打ち明けやすくなるというものです。

案外これを狙っての人選だったのでしょうか。
だとすれば信長は、ことの真偽を確かめる能力は高そうですね。
でも家臣からの信頼は遠のいてしまうでしょうけど(涙


安土へ赴けば疑念も晴れるだろうという光秀の言葉に従い

村重は安土へ向かうことにしたのですが清秀が止めました。

信長は騙し討ちが得意なので行けば殺されるだろうといいます。

それでも行こうという村重にトドメを刺すように言います。

”本願寺へ兵糧を運び込んでいた者が織田に捕まった”

確かにこれは申し開きのしようもなさそうですね(涙
しかしこれって清秀に一番の責任があるように思うのですが
当の清秀は「信長の気性が…」という言葉で微妙に自分の責任を
逃れようとしているように思えますね(汗


秀吉と光秀を遣わして村重の本意を確かめるようにいう信長。

しかし村重は申し開きができないと悟り

織田家を敵に回す心づもりが大きくなってきています。

安国寺恵瓊とも書状を交わしその心はかなり毛利に傾いています。


またやたらと煽る清秀の進言により

どんどん織田憎しと傾く村重を思いとどまらせようと

高山右近が必死の諫言を行いますがその思いも虚しく、

村重は打倒信長を掲げてしまいました。

村重の謀反は他人の手によって作り上げられたものですね。
清秀の失策と仙千代の強い悪意が村重の立場を削り取り
どうにもならなくなったという感じがします。

この事実に毛利は気色ばみ、各地は騒然となっています。
また井上九郎右衛門も官兵衛にその事実を告げたのでした。


次回はとうとう官兵衛の逸話の中でも
一番有名と思われる話しになりそうですね。

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花咲舞が黙ってない 3話までを見て ドラマへの改革の要望 [映画・ドラマ]

ドラマ「花咲舞が黙ってない」3話までを見た感想と要望。


このドラマに関して賛否両論が出ているようですね。

主に原作ファンから不が出ているようです。

主人公のキャラクターが原作と大きく異なっているそうで

特にその辺の不満が強いみたいですね。


私は原作を全く知らないものですから

原作との違いに関しては全く理解できないのですが、

このドラマの中だけでも不満がありますね。

最後の痛快に感じる部分がちょっと弱いんですよね。

これは1話から3話までを見た内容で感じている部分です。


敵となる人(悪質な行為や能力の支店長など)が

物語の始めはのさばっているのですが、

問題点をつつかれるとやり込められ

それでも居直ったところで最後のダメだしで解決する。

そこまではいいのですが、敵の最後の演出がなおざりなんですよ。


「飛ばされる」という話だけが聴こえてくるだけで

敵が苦しんでいる全然描写がないものですから

凹んで悔しがっていたり強い反省をしているシーンで

溜飲を下げることができません。

それで少しフラストレーションが貯まるのかなぁとも思います。



このドラマの基本は大雑把に言ってしまうと

銀行で水戸黄門をやってやろうって感じなんじゃないかと。

地方行脚で各支店の問題点(主に人物)を更生して

最期にやり込めるところが痛快というものだと思うんです。


印籠を出すと「ははぁ~」と全員が平伏して

最高レベルの権力から逆らえないお達しがくだされ

罰をうけるという展開で

「ざまぁ見ろ」という気分にさせられるわけですが

そこがないんですよ。

これがこのドラマが弱いと感じるところなんじゃないかなぁ。


ストーリーは悪くない(すごい良いとも言えませんが)ですし

もっていき方次第では面白さが大きく変わりそうなんですけどね。



まぁラスボスと考えられる真藤本部長(生瀬さん)や

その腰巾着の児玉次長(甲本さん)のどちらの俳優さんも

コミカルな印象の強い演技が目立つキャラクターが多いので

どうしても強大な敵としては見れないんですよね(汗

そこら辺も敵を敵視しにくくしてしまって

感情移入しにくい要因となって

「ん?」と感じる部分になっているのかもしれませんね。



あとドラマの内容が「銀行のシステムとかけ離れすぎている」

というクレームも多数よせられているようです。

恐らく原作者が銀行の内情をあまり詳しく調査せずに

物語を書いてしまったんでしょうね。


まぁそういう不満も出てくるのは仕方がありません。

私も銀行に勤めていたなら

きっと色々とツッコミを入れているんだろうと思います。


そこがわからないので私は問題点として挙げることができませんが

「本来なら銀行ではこうするはず」という部分について

創作作品ですのである程度は許容してもいいと思います。

多くある警察もののドラマなんかでも

大半がありえないものばかりではないでしょうか。

あの半沢直樹でも「銀行ではありえない」

という指摘もされていましたしね。


でも許容できるのはある程度までですので、

あまりに目に余るようならもう少し調査すべきでしょうね。

まぁ私もこのドラマに出てくる敵の支店長が揃いも揃って

あまりにありえない人材ばかりで、どうにも不思議に感じます。

この程度の人を支店長に推している真藤本部長など

本部長にもなれずに解雇されているんじゃないでしょうか。

もう少し敵支店長たちの有能な面も出しておかないとね(汗



まぁ物語の創作や映像関係の仕事など一切やったことがない

私の意見など取るに足りないものではありますが

この作品は面白くなる要素が十分備わっていると思うんです。

しかしそれを活かしきれていないと感じます。

是非ともそういう面を活かして今後の作品を

更に面白くなるようにしていただけると嬉しいですね。




ちなみに3話の感想を書いていませんが

今回の話は1~3話の中では一番面白かったです。

爽快感も少しだけありましたしね(笑

次はもっと面白くなっていることを期待しております。


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大河ドラマ「軍師官兵衛」17話 それぞれが失いしは大切な何か [映画・ドラマ]

大河ドラマ「軍師官兵衛」17話の感想です。


5万の毛利軍を相手に700で籠城を続ける尼子勢。

ただひたすら援軍を待ちながら、飢えと恐怖に耐える日々。

しかし信長の「上月を見捨てる」という判断によって

その苦労は水泡と帰したのでした。


必死になって信長に食い下がった秀吉でしたが

信長の意向を覆すことができず、

それを聞いた官兵衛もまた秀吉に食い下がったのですが

秀吉の意向を覆すことができませんでした。


同席していた荒木村重もこの判断に呆れたのか

許可も得ず勝手に去っていってしまいます。



「毛利へ降伏せよ」と伝達を預かった羽柴家家臣の代わりに

上月城へ侵入した官兵衛はそのことを説明して

落ち延びるようにと促しますが、

700とはいえ長きに渡ってついてきてくれた兵や

不利だとわかっていたのに参加してくれた兵をおいて

逃亡した先に尼子再興が見えるはずもなく

この城で自刃を決断した尼子勝久。


官兵衛が帰参したあとで天守閣にて命を立ちました。

いまわの際で山中鹿之助に最後の下知を下します。

「生きよ」

その言葉によって、玉砕覚悟での捨て身の刺し違えをしてから

殿の元へ行くという鹿之助の考えを改めさせました。


勝久亡き後、残った兵士をまとめて毛利に下るとともに

毛利の判断によって毛利旗下に加わることとなりました。



そして毛利からの命令によって

出陣を余儀なくされた鹿之助でしたが

いつか毛利家の命を狙うだろうと疑われている鹿之助を

罠にはめるための作戦だったのです。

…これなんかおかしくないですか?

それなら降伏した時に、「最後まで抵抗された」

という言い訳をして全員殺せばいいだけのことですよね。

ここで食事を与えて元気にしてから武器の所持も許した状態で

殺しにいくっていうのはどうにも理にかなっていませんね。

これが歴史の記録に残っているというのであれば

どこかで書き換えられている可能性が高いですね。

内容的に毛利を貶める記録を残したい人のものでしょうか。



御着では家臣たちが揺らぎ始め、毛利への編纂を促そうと

小寺政職に甘言をささやき始めました。

しかし官兵衛の子である松寿丸を斉の身代わりとして

人質に出した恩を忘れる訳にはいかず、

危うく靡きかけた思考を戻して甘言を退けました。

今のところ辛うじて小寺は織田の傘下にいるようですね。


官兵衛は回復した半兵衛と話をしているのですが

信長のやり方は非常であるといい愚痴をこぼします。

信長は必要なことをしただけであり、

それにただ文句をいうだけのど軍師のやることではない

とその態度に苦言を呈す半兵衛。



※陰謀家秀吉

 以前書いたかもしれませんが私は秀吉を強く疑っています。

 秀吉は織田家乗っ取りを画策していたのではないか、と。

 毛利と繋がっていたという可能性を強く感じています。


 今回の上月城への部隊編成など非常に胡散臭いですよね。

 たった700の兵で5万を打ち破ることなどできるわけがない。

 この配置は下の下策という気がするのです。

 籠城である程度食い止めることができていましたが

 ここまで持つとは思ってなかったんじゃないでしょうか。


 信長の気性を知っている秀吉ならどう判断するかも

 ある程度読めていたはずなのにこの配置はどうにも解せません。


 それどころか、見捨てることさえも秀吉の提案であったか、

 もしくは信長が援軍を回すという言葉を

 意図的に無視した可能性もありえなくはないかと思います。


 毛利との密約でここに毛利の仇敵である尼子を小勢で配置し

 そこに援軍を送ると言って放置することは

 当初の予定だったのではないでしょうか。

 これで信長の信用は失墜しますし、毛利にも利があります。


 毛利を倒されては困る秀吉としては
 
 打倒毛利を掲げる厄介な尼子を抱えて面倒だったはずですし、

 まさに一石二鳥ともいえるでしょう。


 と、今回の事件のどうにも腑に落ちない部分を

 邪推で分析してみたのですがどうでしょうか。

 納得できる部分もあると思いますので、

 可能性はあるのではないでしょうか。




官兵衛は人情を重んじるために今回のやりようには

どうにも納得がいかないようです。

非情にならなければならいのは確かですが、

今回のは道理に外れている気がするのでしょうね。

自分のやり方で今の仕事を貫くと宣言して立ち去りました。



官兵衛は密書を使って毛利をかき乱すといっていますので

疑心暗鬼の策でしょうか。

その策を聞いた太兵衛は孫子を持ち出して引用しました。

腕力一辺倒と思われた太兵衛が孫子を口にして驚く一同。

太兵衛もただ官兵衛に仕えているわけではないのですね。

いい主にはいい家臣がつくものということでしょうか。



毛利に寝返った神吉城を攻め落とした織田軍。

この戦いには上月を見捨てたことで余剰戦力となった

秀吉と村重の軍も編入されています。


この戦いで降伏する敵軍を受け入れた村重が

軍議において問責されました。

投降した神吉城主の叔父を助命したことを問われ

決死の兵士との戦いで痛手を負うこともないと

受け入れたという村重に、

信長は「降伏を認めない」との命を下していると問い詰めます。

村重の言葉が理解できる他の家臣たちが村重を庇って

投降した神吉の叔父を斬首すればいいだけだと提案しました。


そこでうろたえる村重。「仕方城に逃げられた」といいますが、

本当は逃がしたのでしょうね。

村重は毛利と繋がっている可能性が非常に高まりました。


場の空気が冷え込みそうな場面ですが

秀吉が「すぐに仕方城も落とすので問題ない」

と言い出して場の緊張を解きました。


先程も書きましたが秀吉は毛利につながっているとすれば

これも秀吉としては嬉しい結果でしょうね(汗




毛利では官兵衛の書簡によって後方で謀反の気配が生まれました。

浮き足立った毛利は、動くに動けない状態となってしまいます。

そこに現れた宇喜多直家は病が回復したと挨拶にきます。


当初から胡散臭いと宇喜多を疑っていた毛利は

挨拶の際に殺害してしまおうと考えましたが

それを見抜いていた直家は、自分が殺された場合

即座に毛利の敵となって戦を始めるように家中に言いつけている

といって脅迫してきました。


現在において後方から攻められると挟撃されてしまい

5万の大軍勢であっても非常に不利となってしまいます。

直家の殺害は諦めまた軍も後方へ一旦退却することで

状況の見直しを図ることを決心した吉川、小早川の両川。

この行動で毛利も信用を失ったのは間違いありませんね。

しかし全滅の憂き目にあうくらいならとやむを得ない選択でしょうか。


ここで困ったのは毛利についていた播磨勢です。

毛利に見捨てられた状態で織田軍に立ち向かえるわけもなく

このまま滅びることが明白といえる状況となりました。


左京進もその一人であり、櫛橋では動揺を隠せませんが

左京進はそれを一喝で制し、播磨武士の意地を見せよと

家臣を奮い立たせました。

そう言っておきながら切腹してしまった左京進。

まぁ助かる可能性は低かったので、

この選択で家臣が少しでも助かったのなら

よかったということでしょうか(涙


左京進の子は黒田家に引き取られ

黒田家も更に賑やかになりました。

お福はこの悲しき再会に涙を隠せないようですね(涙



そしてお腹の大きくなった妻を見ても幸せそうな顔を見せず

信長からの招致によっていよいよ村重の命は

風前の灯火となってしまったようです。



御着城では病によって命の最期を悟ったお紺は

官兵衛と光に御着を頼んでのち、政職と斉に看取られながら

「官兵衛を頼め」を言い遺して身罷りました。

それによって政職の迷う心はお紺によって抑制されていました。

お紺亡き御着は不安の渦に巻き込まれてしまそうですね。

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花咲舞が黙ってない 2話 そんな常識くそくらえ!! [映画・ドラマ]

ドラマ「花咲舞が黙ってない」2話の感想です。


今回は前回の押しが弱いと感じていた部分が

少し解消されている感じで面白くなってきましたね。


基本的には警察物ではないけれど捜査している感じなので

印象としては探偵物に近い気がします。

人情探偵物と言ったところでしょうかね。


この調子で面白さを上げていってもらえると嬉しい限りです。



東京第一銀行の行員同士の結婚式、

新婦と知り合いの舞が参加していたのですが

新郎の知り合いである相馬も同じ結婚式に参加していました。


2人はビンゴ大会で大きなぬいぐるみを当ててしまい

帰りにタクシーを頼んだ相馬と同じ方向であることをしった舞は

同乗させてもらうことに(むりやり)


結果、舞の実家の呑み屋「花咲」から

目と鼻の先にあるマンションに住んでいたことがわかった相馬は

引っ越してきたことを激しく後悔しているのでした。


飲み屋から出てきた舞の父が相馬のことを

舞の恋人だと勘違いして舞い上がります(汗


否定しようとする舞を無視しして勘違いする父に

やっとのことで指摘するとなんとか場が収まりました(汗




東京第一銀行 青山支店が5000万円の融資をしていた

結婚相談所「グランマリッジ」にクレームがはいり

その内容は融資している東京第一にもやってきました。


この青山支店の新田支店長は

過去に融資課にいた相馬と知り合いだったようです。



銀行に来たクレーム内容は

「入会して半年間一度も相手を紹介されていない」

というものでした。しかもその内容というのが

入会金200万円を支払った入会者全員という有様です。

ほぼ間違いなく詐欺だと考えられますね。 


詐欺に加担しているとなると銀行に傷がつきますし

大きく信用を失うことは間違いないでしょうね。


青山支店に足を運んだ臨店の2人は

新田支店長に説明を始めるのですが

問題ないの一点張りで話に耳を貸さずに部屋を出ていきました。

そしてグランマリッジへの融資担当になっている

まだ若手の杉下が話を聞くことになったのですが

そこで「詐欺」の話を切り出すと、

慌てて事実関係を確かめようと

直接グランマリッジの宗方社長に話を聞きに出かけました。

臨店の2人も同行することに。



グランマリッジの会社に行ってみると

店内は家具が散乱しておりもぬけの殻になっていました。

慌てて事務所に入ってみると、

そこにはたくさんの警視庁の捜査官が室内を捜査していました。


会員から集めた6億円を持ち逃げした宗方社長を

詐欺容疑で逮捕するために証拠や逃走先の特定のための

資料を漁っているところだったようです。

愕然としてその場でしゃがみこんでしまう杉下。



銀行に帰って新田支店長に話をすると

全責任は担当である杉下にあると言って

どうにかして5000万円を取り戻すように命令する。

新田の「杉下に任せたのが間違いだった」という話で

異論がありそうな杉下でしたが支店長に言葉を返されて

それから先の言葉を飲み込んだようですね。


とにかく5000万円を回収しなければならないので

宗方社長の実家に行ってみるという杉下。

舞もそれに同行することにしました。



一方、新田支店長も宗方社長に個人的に

連絡を取ろうとしているようですが電話は繋がらないようです。

新田支店長と宗方社長は個人的に繋がっていそうな雰囲気です。



宗方の実家に到着した2人の前には既に警察がいて

宗方がいないことなどを話しているようです。


諦めてしゃがみこんでしまった杉下の隣で

逃亡するタイミングを伺っているのか

それとも警察にバレないように

実家に帰るタイミングを伺っているのか

車に乗って何かを待っている感じの宗方社長を発見した舞。

杉下に知らせると、杉下は車に駆け寄って事情を訪ねました。


当然慌てて逃亡してしまう宗方には逃げられてしまいます。

車が動いたせいで転倒した杉下は手を怪我してしまい

近くの公園で傷の手当てをします。


そこで杉下に宗方と新田の関係を聞かされた舞。

融資の話も杉下の精査すべきという具申を押しのけて

新田が強引に稟議を通すように通達していました。


有事の際には責任を取るとまで言っていたそうですが

実際には杉下に責任を押し付けた新田。


しかしもうすぐ子供が生まれる杉下は

今職を失うわけにはいかないので、

逆らえないと言って諦めています。



どうにもならず家に帰ってきた舞は

店に来ている相馬と出会いました。

いつの間にやら随分とお父さんと仲良くなっている相馬。

今後はお店で仲良くやっていきそうですね(笑




真藤本部長への報告で杉下に全ての責任をかぶせて報告した新田。

それをこっそり聞いていた芝崎次長が教えてくれました。

腹のたった舞は間違ったことを正論で潰しますが

相馬は「銀行だから仕方がない」と言って諦めています。

舞は相馬の言葉にも腹立たしいようで

「銀行はそんなに特別なんですか」

そういって部屋から出て行きました。


まぁ社会において、ありえないことがまかり通るなど

よくあることだと言えるでしょう。

権力を前にすれば、誰もが正しさを曲げるしかありません。

それに立ち向かうのが花咲舞という人物だということですね。


本店に来ていた新田に話をしようとしたところで

入れ違いに帰ったことを知りました。

そこで辛島統括部長に会い相馬の過去についてを聞かされました。


相馬は融資課にいた時代に取引先に融資した1億円を失いました。

本当は当時相馬の上司だった新田の責任を負わされたのでした。

相馬が諦めの発言をしていたのは

こういう過去の経験からきている発言なのでしょうね。



部屋に戻った舞は相馬のためにも、杉下のためにも

この問題をここで終わらせてはならない

と思ったのではないでしょうか。


しかし辛島統括部長は随分とタイミングよく舞と接触しましたが

あれは狙ってやっているんじゃないでしょうかね。

「銀行を内部から改革したい」と思っているかもしれません。

それを自分でやらないところがセコいですが(汗



新田は最近になって金回りが良くなっていることは

グランマリッジから金を受け取っていた可能性があるといいます。

そんな中、クレームがあった名簿の名前を見ていると

その中には以前舞が勤めていた東京第一の赤坂支店の顧客が

数多く含まれていることに気づきました。



そこで調べ上げた内容を持って新田との勝負に出ました。

新田に全ての事情を説明する、相馬と舞。

グランマリッジの顧客313名中205名が東京第一の顧客でした。

しかも年収800万円以上で500万円以上の預金のある

30~40歳で青山、赤坂、渋谷支店の顧客のみです。


これは新田がグランマリッジに対して

顧客情報を漏洩したことを指すものでした。


新田はその条件で東京第一銀行の顧客情報を検索していた

という履歴も残っており言い逃れもできそうにありません。



「詐欺だなんて知らなかった」などとほざく新田も

今回は今までのように誰かに責任を押し付けることもできず

処分されることになりそうです。



手柄は上司のものミスは部下のもの

そんな常識なんてくそくらえ!!


そう言って新田に引導を渡した舞。

その言葉に、相馬もこっそり喜んでいるようです。

よかったよかった(笑


あとで「くそくらえ」という言葉を言った舞が

いつもはこうじゃないと杉下に説明し相馬に同意を求めますが

激しく瞬きしてながら

「え?何言ってんの?

 いつものことじゃん」

という表情で見ている相馬の表情に笑いました(笑



後日、事件は公表され宗方社長も捕まったようですね。

当然、新田支店長の関与も取り沙汰され

融資した5000万円も取り返すことができるそうです。

被害者の女性たちには全額返金はできないそうですが

ある程度の返金はできるとのこと。

残念ですが泣き寝入りよりかはマシってことで

あきらめるしかないですね。


事件を解決する2人はいいコンビかもしれない

と話す辛島統括部長の笑顔が微妙に胡散臭いです。

この人、絶対狙ってましたよね(汗


そして度々水を差される真藤本部長はご立腹のご様子ですね。

臨店の相馬と花咲は顔も名前も覚えられたようですし

これから先、何を仕掛けてくるやら

危険な雰囲気が漂ってきましたね。

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