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花咲舞が黙ってない 3話までを見て ドラマへの改革の要望 [映画・ドラマ]

ドラマ「花咲舞が黙ってない」3話までを見た感想と要望。


このドラマに関して賛否両論が出ているようですね。

主に原作ファンから不が出ているようです。

主人公のキャラクターが原作と大きく異なっているそうで

特にその辺の不満が強いみたいですね。


私は原作を全く知らないものですから

原作との違いに関しては全く理解できないのですが、

このドラマの中だけでも不満がありますね。

最後の痛快に感じる部分がちょっと弱いんですよね。

これは1話から3話までを見た内容で感じている部分です。


敵となる人(悪質な行為や能力の支店長など)が

物語の始めはのさばっているのですが、

問題点をつつかれるとやり込められ

それでも居直ったところで最後のダメだしで解決する。

そこまではいいのですが、敵の最後の演出がなおざりなんですよ。


「飛ばされる」という話だけが聴こえてくるだけで

敵が苦しんでいる全然描写がないものですから

凹んで悔しがっていたり強い反省をしているシーンで

溜飲を下げることができません。

それで少しフラストレーションが貯まるのかなぁとも思います。



このドラマの基本は大雑把に言ってしまうと

銀行で水戸黄門をやってやろうって感じなんじゃないかと。

地方行脚で各支店の問題点(主に人物)を更生して

最期にやり込めるところが痛快というものだと思うんです。


印籠を出すと「ははぁ~」と全員が平伏して

最高レベルの権力から逆らえないお達しがくだされ

罰をうけるという展開で

「ざまぁ見ろ」という気分にさせられるわけですが

そこがないんですよ。

これがこのドラマが弱いと感じるところなんじゃないかなぁ。


ストーリーは悪くない(すごい良いとも言えませんが)ですし

もっていき方次第では面白さが大きく変わりそうなんですけどね。



まぁラスボスと考えられる真藤本部長(生瀬さん)や

その腰巾着の児玉次長(甲本さん)のどちらの俳優さんも

コミカルな印象の強い演技が目立つキャラクターが多いので

どうしても強大な敵としては見れないんですよね(汗

そこら辺も敵を敵視しにくくしてしまって

感情移入しにくい要因となって

「ん?」と感じる部分になっているのかもしれませんね。



あとドラマの内容が「銀行のシステムとかけ離れすぎている」

というクレームも多数よせられているようです。

恐らく原作者が銀行の内情をあまり詳しく調査せずに

物語を書いてしまったんでしょうね。


まぁそういう不満も出てくるのは仕方がありません。

私も銀行に勤めていたなら

きっと色々とツッコミを入れているんだろうと思います。


そこがわからないので私は問題点として挙げることができませんが

「本来なら銀行ではこうするはず」という部分について

創作作品ですのである程度は許容してもいいと思います。

多くある警察もののドラマなんかでも

大半がありえないものばかりではないでしょうか。

あの半沢直樹でも「銀行ではありえない」

という指摘もされていましたしね。


でも許容できるのはある程度までですので、

あまりに目に余るようならもう少し調査すべきでしょうね。

まぁ私もこのドラマに出てくる敵の支店長が揃いも揃って

あまりにありえない人材ばかりで、どうにも不思議に感じます。

この程度の人を支店長に推している真藤本部長など

本部長にもなれずに解雇されているんじゃないでしょうか。

もう少し敵支店長たちの有能な面も出しておかないとね(汗



まぁ物語の創作や映像関係の仕事など一切やったことがない

私の意見など取るに足りないものではありますが

この作品は面白くなる要素が十分備わっていると思うんです。

しかしそれを活かしきれていないと感じます。

是非ともそういう面を活かして今後の作品を

更に面白くなるようにしていただけると嬉しいですね。




ちなみに3話の感想を書いていませんが

今回の話は1~3話の中では一番面白かったです。

爽快感も少しだけありましたしね(笑

次はもっと面白くなっていることを期待しております。


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