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安堂ロイド 10話最終回 君たちフェイクが多すぎます [映画・ドラマ]

ドラマ「安堂ロイド」10話最終回の感想です。

ラストクイーンは人類の存続そのものを否定するので
相容れない存在として戦闘を開始するロイド。

前回の話でラストクイーンが一旦撤退するかもと
私は予想していたのですが全然違ってましたね(汗

ラストクイーンは注射をしてアスラシステムを稼働しました。
いつでも薬なしでアスラシステムを稼働できわけでは
なかったんですね。私が勘違いしていたようです。


戦闘はロイドが有利なように見えましたが
実際はラストクイーンが遊んでいただけのようですね。
追い詰められるロイドを助けたのはサプリでした。
そのままイージングアウトというテレポート?で
逃げようとするのですが結界が貼ってあるようで
ウージングアウトができなくなっているようです。

消える時がウージングアウトってことは
出てきたときはウージングイン?
サプリが出てくるのは止められなかったってことは
出ていくことだけ禁止していたようですね。


再度不利になったロイドたちですが
今度は未来の薬によって目が覚めた七瀬がラストクイーンに
愛や優しさの感情プログラムをインストールすることで
憎しみや嫉妬の感情プログラムと矛盾することで
混乱してしまうラストクイーン。

その混乱に乗じてロイドが
ラストクイーンの出した武器で倒そうとするのですが
命乞いをするラストクイーンに止めを刺すことができませんでした。
原子還元処理に変更して実行する直前に
正気を取り戻したラストクイーンによって阻止されてしまいます。
ん~止めで戸惑うと必ず失敗するというフラグですよね。

混乱によって結界が消えていたので
ロイドを連れてウージングアウトで逃げるサプリ。

逃げられたラストクイーンはこの問題を起こした
七瀬の位置を特定しようと検索をしているようです。
それを悟った七瀬は麻陽やみんなと同じところにいると
みんなを巻き込んでしまうので
一人パソコンを持ってその場を去って行きました。


逃げた先に現れたラストクイーンに追い詰められた七瀬は
またしても「レイコ」が芽生えたように見える言動をしています。
そのためラストクイーンは騙されてしまい
「レイコ」だと思って会話している隙に
「七瀬」はラストクイーンに毒薬を自分で注入させるように
プログラムをインストールしたようです。

必死で自分で自分に抵抗するラストクイーンですが
ラストクイーンの配下のアンドロイドが毒薬を捨てさせようと
現れたところで角城が現れて毒薬阻止を阻止します。
ん~ややこしいなぁ(汗

そして結局毒薬を注射してしまったラストクイーンは
苦しみながら死んだように見えました。
「見えました」

瀕死の葦母と星も薬で回復して目が覚め、
七瀬を助けるために応援を呼んでから
急いで会いに行きましたが、
七瀬と再開した瞬間に七瀬の口から血が流れ出しました。
お腹からラストクイーンの手が出ていました。
毒が効かなかったのか毒を打たなかったのか
どっちにしても死んでなかったラストクイーンが
七瀬を瀕死にしてしまったようです。

またしても瀕死の七瀬・・・
まぁ未来の薬があるので瀕死なら助けられそうですけど
そういう発想が生まれるのはちょっと問題ある設定ですね。


七瀬へ止めを阻止しようと助けに入った角城は
ラストクイーンの配下に銃で撃たれて機能停止したように見えました。
「見えました」

しかしボディはボロボロのままですが立ち上がる角城。
魂が生まれた角城には”生命”が誕生したようです。
要するにアンドロイドの体を持った生物ということですね。

私はこういう考え方が好きですね。
まぁ私の発想ではこの世にある全ての存在に
魂があると思っているんですけどね。
石とか細胞とか原子でさえも。
自己を認識できる環境がないだけではないかなと。
だからアンドロイドというものは自我をもったた時点で
もう魂のある存在じゃないかと思いますね。


配下によって原子還元処理を受ける角城は
その瞬間に配下に抱きつき、
自分も原子還元の球体を発生させて配下を還元してしまいました。
当然原子還元処理を受けた角城も消え始めています。

七瀬の回復を頼んで消えていく角城を見て
悲しみを露にするサプリに
「僕のためにそんな悲しんでくれなくてもいいのに
 ありがとう」


という言葉を残して消えてしまいました。
あーいい奴になったところなのにねぇ。
いい奴は早く死ぬ説はここでも有効だったようです。


それから語り始めるラストクイーン。
人間がどれほど愚かで存在価値がないかを
とくとくと説いています。
それを真っ向かた否定するロイド。
「この世界の人間に存在する価値はあるか?」
「存在する価値はある!」

ここでラストクイーンが自分を”全知全能”
と表現していますが、全知全能って矛盾した存在なので
この世界ではありえないんですけど
これ冗談なんでしょうかね。
唯我独尊を訴える不遜な存在であることを
強調したかっただけなのかな?
イマイチこのセリフを言わせた意味がよくわかりませんね。


ラストクイーンによって警察上層部から命令を受け
SITがロイドたちを殺しに現れました。
そこで葦母が無意味な殺人をやめるように説得し
SITたちも気持ちを変えたようですね。


最終的にラストクイーンが
直接ロイドに引導を渡そうとするようですが
結構自分で動くタイプのキャラなのに
なんで中途半端にSITを使ったんでしょうね(汗

ラストクイーンの原子還元処理を受けたロイドは
ラストクイーンを抱きしめたまま空へ飛んでいってしまい
空中で自爆しラストクイーンを滅ぼしたようですね。
ん~角城と同じ演出だったせいもあって
ちょっと泣けませんでした(寂
もうちょっと変えて欲しかったなぁ。


ロイドは名前と愛をくれたことを感謝して
永遠に黎士と麻陽を守ることを約束していましたので
どうにか復活しそうな気がしますね。


事件が収まって星と左京子が2人の関係が少し近づいたような
いちゃいちゃをしているところで葦母が現れ
大きなクマのぬいぐるみを持ってきました。
左京子は葦母を「パパ」と読んでますね(汗


七瀬も研究室のメンバーが七瀬を慕っている感じが出ていて
七瀬もそれを認識できたんでしょうね。
いい感じにまとまっているようです。


麻陽はロイドが黎士のことを話していたので
帰ってくるかも知れないと期待して待っているのですが
一向に帰ってこないことでロイドに嘘つきと文句を言っています。

そこに現れたのはロイド本人でした。
ロイドは黎士にこの体を返すために来たことを告げ
麻陽に今までお礼を言って体を開放しました。
サプリも現れロイドの本体を回収して去っていきます。

残されたロイドの体に黎士のデータがインストールされ
黎士が復活しました。
無感情ぽいロイドに対してやけに感情的で
なよなよぽい感じのキャラなのですぐにわかりますね。
しかしふと思ったんですが、
黎士は今後成長しないんじゃないでしょうか。
そのあたりは定期的にメンテナンスして
バージョンアップしていくんでしょうかね(汗

あーでもどっちにしても子供は期待できなさそうですね。
ちょっと残念かもしれませんが
黎士が戻ってきたというだけもで十分嬉しいことなので
そこはしょうがないかもしれませんね。



視聴率があまり伸びなかったのもうなずける作品でした。
好みが分かれそうな話でしたし、
CGやら設定やらシナリオにあまり予算が回っていないのが
ありありと分かりましたし(汗

まぁでもそこそこ私の好みではありましたので
面白かったですよ。序盤は全然好みじゃなくって
いつ切ろうかなって思っていましたけどね(汗

今後はできればもう少しいろいろ詰めてから
ドラマの作成をお願いしたいところです。
せっかく面白いドラマを「イマイチ」って言いたくないですからね。


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