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リーガルハイ第二期5話 信賞必罰は大切です [映画・ドラマ]

ドラマ「リーガルハイ」第二期5話の感想です。

今回も相変わらずのパワハラを炸裂させている古御門。
古御門事務所に黛の父が来訪して
娘の待遇や仕事ぶりなどに干渉し
できれば人間性がとても理想的である羽生さんのいる
羽生事務所に入ってい欲しいと画策しているようです。

まぁ確かに古御門事務所では不安ですよねぇ(汗
古御門さんの内面の人間性の細かい部分はわかりませんが
パッと見は最低の人間といえる類ですからね(汗

ある意味、悪い宗教に入った娘を
更生させようとしていると考えれば
父親の行動は納得できるものでもあります。

しかし古御門は人間性はさておき弁護士としての腕は最高であり
また娘の人間性もその影響が出ているわけでもなく
(反面的な意味では影響出てますけど(笑)
また本人の希望でもありますので
実際問題としては大きな問題はないというところですね。

ところでどうでもいい話なのですが
プライベートジェットの夢を見ている古御門が
ジェット機の模型を持っている時に黛の父を認識した瞬間、
その模型をスーツの中にしまう仕草がツボに入りました。
なんでそれを内ポケットにしまおうとするのか(笑


今回の弁護は倒産寸前に追い込まれた消しゴム会社を
完全に立て直させるほどの商品を生み出した
従業員である田向さんが飲み会の席で社長直々に
「ふさわしい対価をしはらうぞ~」と
その褒賞について約束していたにも関わらず
8年以上も一切支払われることもなく
また田向さんの性格上あちこちの部署で
不要とされ転々とする厄介者扱い。

会社再建の功労者であった田向さんは
その扱いの悪さに社内でも家庭内でも
日々肩身の狭い想いをしていました。

そこに儲け至上主義である古御門事務所が目をつけて
蘭丸が田向さんを嗾けて訴訟を起こしました。
正当報酬として25億円を要求していますね。
まぁ金額の正当性はわかりませんが
実際日本の企業ってこういう体質が常ですよね。

社内で発案したものは会社に帰属するものであり
一社員への報酬は発生しない、もしくは
微妙に一時的なボーナスアップ程度という空気。
やっぱりそれっておかしくないですか。

それだけ会社に貢献しているのですから
それだけの報酬があって然るべきではないでしょうか。
ましてやその報酬が欲しいと申告するだけで
社内での立場が一気に悪くなり良くて早期の自主退職、
悪いとたらい回しの末、精神的に追い詰められて
心の病になる可能性もありえます。
セクハラ問題なんかも同じですね。

そういえばどこかの家電量販店では
社内からの大幅な搾取が当然のように行われていて
それを不満に思っている従業員が
来店したお客さんに対して態度で表現するものだから
「サービスの悪さが尋常ではない」「二度と行きたくない」
なんて声をよく聞く、最近大幅な赤字になった企業もありましたね。
”低価格に設定しすぎた”などと言い訳をしているようですが
お客さんからは「どこが安いの?」と疑問も声も多数あるようです。

細かいことかもしれませんが、
そういう部分で社員を大切にしないと
この企業のように社内から搾取して
最終的には残念な企業に成り下がって
しまうんじゃないでしょうか。


今回の訴訟に関しても功労者である社員への褒賞がなく
その不満を募らせたことが原因の発端であるといえます。
《信賞必罰》
この言葉は大事ですよね。
今回の場合は《信賞》の部分がネックとなります。

なんでもガチガチのルール通りでは息苦しいですし
人間性が失われていくだろうこともわかります。
しかし社員は家族も同然なんだから、と
”なぁなぁ”になるのもどうかと思いますね。
報いるところではしっかり報いないと
会社は自分の仕事を見てくれていないと考え
従業員の士気が向上しませんからね。


訴訟を起こされた”あじさい文具”は
羽生事務所に弁護を依頼して対抗しますが
結局5億円で和解を提案するまで追い詰められます。
それでも一切和解に応じない古御門は
最終的に勝利を得て田向さんは25億円を獲得しました。
(古御門事務所への報酬も含む)


しかし前々回でもありましたけど
古御門事務所で解決したあとは、
微妙に嫌な感じの展開で終わっています。

訴訟を起こした田向は退職。
結局妻と娘は一時的に田向を気遣いますが
根っこではただの守銭奴でした(汗
大金が手に入るともう田向への気遣いなどもなく
自分たちの欲求のみに走っているようです。
田向はなんのために社長や会社と敵対してまで
報酬を勝ち取ったのか…まるで報われてない感じです。

あじさい文具の社長は辞任。
社長はただいい消しゴムが作りたいだけだったのですが
会社が予想以上に大きくなってしまって
本来持っていたその気持ちが薄くなって
儲けっ気が前に出てしまったんでしょうね。

しかし今回はそこに覚醒した羽生の手が入り
大団円に導きました。
田向は以前文具店の跡地である有料駐車場に来て
昔の良き”あじさい文具”を懐かしみます。
そこに同じ気持ちを持った社長と更に2人の
昔の”良きあじさい文具”で頑張っていた4人が集まります。

そこでもう一度やり直したいという言葉に
つられるように田向が言いました。
「資金なら多少あります」
その言葉でみんなの気持ちが
昔のあじさい文具の当時に戻ったのかもしれませんね。

その様子をみて
「これが僕らの勝ち方だ」
と宣言する羽生。
う~ん、まさに主人公にふさわしい行動です。
今後は勝利で古御門、アフターケアで羽生と
認識されるようになるのかもしれませんね。


黛の父も古御門は大嫌いだと言い放つものの
大切な娘をこの人にあずけても
問題ないだろうと認識したようです。
一応こちらでも大団円なのでしょうか?(笑

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