進撃の巨人 23話 セクシーな表情のアニ 女型巨人の正体

進撃の巨人23話の感想です。

とうとうその時がやってまいりました。
女型の巨人の正体が判明したんですね。
まぁみなさんおおよそ見当がついていたんでしょうけど、
一応完全確定したのが今回ってことです。


今回はアニ回ですね。
憲兵団に入ったあと、巨人になれる小僧を
憲兵団に引渡しするために護送任務につくことになった
憲兵団の新兵達。その中にアニもいました。
アニはちゃんと憲兵団に入団していたんですね。

そして憲兵団の内情は酷いもののようです。
上官も新兵もほとんどがダメな感じの人達です。
しかしその中でもマルロさんは心情だけは
正義に燃えて憲兵団を内側から変えようとしています。

そこで正義を演説したマルロに対して
アニが尊敬の念を伝えました。
「いい人が体勢を占めちまったら
それこそ終いだと思う」
この言葉にはどういう意味があるんでしょうか。
正しいことだけを言い続けている人だけになれば
ダメだという意味なのか、
それとも本当にいい人だけになったら
世界は歪に偏ってしまうという意味なんでしょうか。

「大きな流れに逆らって正しいことを言うのは勇気が要る」
この言葉の際にアニが思い出したのはエレンでした。
エレンのことを尊敬しているということですね。

その後マルロは上官の不正に対して
対抗しようと努力しますが、
チカラ及ばず逆に返り討ちにされてしまいました。
そこで上官を止めたアニとヒッチのおかげで
マルロへの酷い暴行を止めることができました。

去っていく上官に報いを受けさせようと
銃を取ろうとするマルロ。
それを見ていたアニが
”やれば。私も付き合ってもいいけど”
と腐った上官に逆らうことを勧めます。
しかしマルロは銃をとることができませんでした。
自分が”クズ”だと言っているので
恐ろしくて銃を取れなかったようですね。

”（大きな流れに）流されるような弱いヤツでも
　人間と思われたいだけ”
アニが言ったこの言葉の意味もよくわかりませんでした。
自分の流されているような弱いヤツの一人だけど
人間として見られたいという意味でしょうか。
例えば父親が組織にいたからという理由で組織に属し、
ただ命令に従っている自分に嫌気がさしている。
そんな感じの言葉かもしれませんね。


警護しているアニの前を護送車が前を通りすぎて
その後を付いていこうとしたとき、
建物の影からアニ呼ぶ声が聞こえる。
そこに行くとアルミンが待っていました。

アルミンはエレンを逃がすために手を貸して欲しいと
憲兵団のアニに助けを求めています。
アルミンの話を聞いても手伝う気にならないアニは
食い下がるアルミンにいいます。
「私がそんなに、いい人に見えるの？」

「いい人という言葉は好きじゃない。
　自分にとって都合のいい人という気がするから
　この話に乗ってくれなかったら
　アニは僕にとって悪い人になるね」
このアルミンの言葉で手伝うことにしたようです。
アルミンに悪い人だと思われたくないから
という理由ではないと思いますが、
それでも尊敬できる人間に嫌われたくない
という心情もあるのかもしれませんね。

その時アニは、人差し指に指輪をはめたのですが、
これにはどういう意味があるのでしょうか。


そしてアニの後ろを荷運び人に扮して歩く
アルミンとエレンとミカサ。
なんと護送馬車に乗っているのは
エレンに化けたジャンでした（笑
ジャン…それはエレンには見えないですよ。
背が違いすぎるし無理です絶対無理（笑

すぐバレるというエレンに対して
アルミンがさらっと毒を吐いてますね（笑
「大丈夫だよ。二人は目つきが凶悪で
　似たような悪人面だから」
ワロタ。アルミンちょっと毒吐きすぎです（笑

アニは未だに不信に思っているようで
質問していますがアルミンの受け答えで
納得したようです。
実際は別の内容で納得んでしょうね。

地下道を通ると言うとアニが拒否しました。
これはアニが完全にこの状況が理解できたんでしょうね。

アルミンがアニに質問します。
「なんでマルコの立体起動装置を持っていたの？」
これはもしかすると２匹の巨人を殺したあと
自分の立体起動装置とマルコの装置を入れ替えて
やり過ごしたためではないでしょうか。

アルミンもそこでアニに不信を感じたようですね。
だから女型の巨人が出現した時に
アニが巨人化したんだろうと推測して
「生き急ぎ野郎が死んだ」という言葉で
反応するだろうと考えたんでしょうね。

「あの時、僕を殺さなかったから 　こんなことになっているんじゃないか」
女型の巨人がアルミンを確認した時に
殺さずに放置したことを言っているようですね。

「ああ、心底そう思うよ」と肯定しました。
アニは自分が女型の巨人であることを認めたようです。

必死になってアニを仲間に戻そうと
アルミンとエレンが話し合おうとしますが
ミカサはそうはいかないようです。

「もう一度ズタズタに切り裂いてやる。
　女型の巨人!!」

その後、気分が昂揚しているからなのかアニが笑い始めます。
酔っているような感じで頬を赤らめた表情が
なんともセクシーで、かなりいいです。
いやぁマジでこの表情いいわぁ（ﾊｧﾊｧ
アニさんキャラ完全に変わってしまいましたが、
こっちが本性なんでしょうかね。


自分の手を噛もうとするアニを見て信号銃を撃つアルミン。
その音を聞きつけて、周りで待機していた
おそらくは調査兵団と思われる人たちが
一気に駆けつけてアニを取り押さえました。

これで巨人化できないと安心した一同でしたが
人差し指にはめた指輪には鋭い針のような突起があり、
そこに親指を刺して巨人化してしまいました。
とうとう街中で巨人が出現する事態が発生してしまいましたね。
これからどうなるんでしょうか。


ところで、今回のエレン引渡しの件ですが
どこまでが狂言だったのでしょうか。
そもそもアルミンはエルヴィンに話をしているでしょうから
調査兵団は初めから罠を張っていたと思います。
憲兵団に話を通していたのかが気になりますね。
まぁあの険悪な関係ですから、話を通しても
一緒に罠を張りましょうって話になりそうもないかな（汗

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