【映画】るろうに剣心 感想など

【映画】るろうに剣心の感想
　主にキャラ評価です。

いやぁ舐めてました。
大変申し訳ありませんでした。
実は原作の「るろうに剣心」のマンガは
１巻を読んでいてあまり自分の好みでは
ないかもしれないという感じで
３巻くらいまで読んでやめていた記憶があります。
それ以降一度も読んだこともなかったですし
興味も湧きませんでした。

映画もどうなんだろう？って感じで
正直あまり強い関心がなかったものの
とりあえず録画して面白ければいいな
って気持ちで見てみるとかなりいい感じでしたね。


殺陣がすごいのですよ。
白黒映像時代の時代劇はよくわかりませんが
カラー映像時代の時代劇は殺陣はイマイチで
わかりやすいくらい演技だって雰囲気を
バリバリ出していますよね。
あれで私の中の時代劇っていうものは
こういう感じなんだって決め付けていました。

しかしこの映画では本当に斬り合っているような
鬼気迫るようなそんな迫力が感じられます。
これはすごいです。
これだけでも十分いい映画だとわかりますが
みなさんの演技も然ることながら
背景となるシナリオも原作であるマンガの
あのちょっと柔らかいイメージとは
別の作品であるかのうような
ちょっと重い感じで進むのも個人的には好評価です。

私は洋画が好きで邦画は
あまり評価しない方なのですが
この映画は私の中では十分好評価です。
なかなか面白い作品でしたので
微妙に興味があるものの結局見なかった方は
一度見てみてはいかがでしょうか。
割とオススメですよ。



剣心が佐藤健さんだったのは
映画を見ていないときはどうにもミスキャスト？
って思っていたのですが、
実際に映画を見てみると
あのちょっと優男というかナヨナヨしているような
よわっちい感じのキャラがしっかり出ている上に
決める場面ではイケメンの本領を発揮していますね。
剣心に佐藤さんはいい配役だったと思います。


ちょろちょろ出てくる斎藤一さんは
原作でもいたような気がしますが
全然思い出せません（汗
江口洋介さんがかっこいいので
なんかもどうでもいいかな、と（笑
まぁ江口さんはどの作品でも
このようなキャラなので
いつものように変わりないですね。


武井咲さんのヒロインは
これといって見せ場のない役なので
残念ながら光るようなシーンはありませんでした。
むしろ謎の女性役で出ている蒼井優さんの方が
色々いい感じだった気もしますね。

左之助役の青木崇高さんはちょっと違うかなぁ。
左之助ってもう少し細マッチョぽいイメージでしたし
青木さんは比較的ゴリマッチョぽい方に入りそうな感じです。
まぁ斬馬刀を振り回してあのマンガの左之助のキャラは
ちょっとありえないのかもしれませんけど（汗


敵役となる鵜堂刃衛というキャラは
映画オリジナルでしょうか。
マンガの先の方で出ているのかもしれませんが
私はこのキャラをしりませんでした。

しかし鵜堂の吉川晃司さんはいい味を出してますね。
八重の桜を見ていますので
吉川さんの味がなんとなく分かっていい感じです。
「渋い」味を持っていますし
チョコモナカジャンボのCMなんかでは
割と面白い役もこなしているようですし（笑


そして外印という変わったキャラも
映画オリジナルでしょうか、
綾野剛さんが演じていますが、
このキャラはなんとなくパッとしませんでしたね。
でも綾野さんはなんとも演技の幅が広いですね。
「八重の桜」では決死心情をもった暗い殿様役、
「空飛ぶ広報室」では人を守る明るい自衛官役と
なかなかいい演技をする人ですね。
この「外印」というキャラはパッとしませんでしたが
綾野さんは今後も期待できると思いますね。
プライベートの暗すぎるキャラを
どうにかして欲しいんですけどね（笑

そしてラスボス手前の安っぽい大物役で
香川照之さんがいい味出していますね。
香川さんならもう少しムカつくキャラとか
できそうな気もしたんですが、
思ったよりあっさりした感じでした。
香川さんもあちこちでいい演技してますが
どっちかっていうと悪役の方が記憶に残ってます（笑


２０１４年の夏には
続編の公開も予定されているそうです。
２部構成になっているそうですが
どういうスタイルで放映されるのでしょうか。
それも気になりますね。

内容についてはこの１作目を見れば
期待できると思います。

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