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リーガル・ハイ 第二期10話最終回 真実とは創り出すもの [映画・ドラマ]

ドラマ「リーガル・ハイ」第二期10話最終回の感想です。

とうとう最終回です。
このドラマは本当に面白かったですね。
第一期は見逃しましたけど、
私の好みとしてはまだはっちゃけ具合が
足りなかった可能性もありますので
第二期から見てよかったのかもしれません。


羽生の真実が明るみになりました。
吉永慶子(誤字)は羽生だったようですね。
更に今までの敗戦は全て演技で
細かいミスリードも混ぜ込んだ策士だったようです。
ウィンウィンの思想は本気のようですけどね。


安藤貴和の現状は全て羽生の筋書き通りで
東京地裁への差し戻しまで羽生の予定通りでした。
更に貴和は古御門と黛を解雇して
第一期で活躍した例の三木を弁護人として雇うことにしました。
これも羽生の筋書きのようですね。

三木は完全に羽生に飲み込まれてしまっていますので
あらゆる方面で羽生の思考に迎合しているようです。
また古御門と黛は完全に羽生との勝負の場を奪われ
戦いさえできない状態になってしまいました。

裁判では検察官として現れた羽入が貴和の罪に対して
「無期懲役」を求刑。
元々求刑していた死刑を無期懲役に変更することは
異例の事態ですがこれもウィンウィンへの道としては
妥当な流れだという羽生の判断です。

そして三木は求刑の罪状に「情状酌量」を訴え
更なる刑の軽減を訴えました。
これは通らないことも筋書き通りなので
このまま「無期懲役」が通る予定ですね。


しかしここで引き下がる古御門ではありませんね。
黛もこの羽生の行動には納得できるものがなく
裏切られた想いで反発しているようです。


羽生はただウィンウィンを盲信しているだけの
ウィンウィン信者に過ぎないのですが
あまりに盲信が過ぎて、もう正義とか
おざなりになっているようなのですが
そこには目がいっていないようですね。

まぁルールに縛られていてはできないこともある
という言葉は確かに理解できるのですが
法に関係しそれを取り締まるべき立場の人間が
それを蔑ろにする発言をしたのでは
何を信じればいいのかわからなくなってしまいます。


裁判は続き羽生と三木の茶番が繰り広げられていますね。
流れは完全に貴和を無期懲役という空気です。

世間は羽生一色となりあちこちで羽生が絶賛されています。
まぁ検察官が名言を言ったところで
そこまで取り沙汰されることはないと思いますけど(汗


完全に追い込まれている古御門たち。
攻めあぐねているところで
貴和が過去に付き合っていた男たちの中から
反社会勢力である金崎組の組長に話を聞くことに。

詳しい話を聞かせた金崎は古御門を脅迫して
聞かせた事実を公表しないように念を押しました。
(この時点では詳細は説明がありませんでした)


金崎から連絡をうけた羽生は古御門に釘を刺しにきて
可能ならと取り込み作戦まで始めますが
当然跳ね返す古御門と黛。
そして姑息な作戦で貴和の真実を暴く方法を考えついたようです。


古御門事務所の蘭丸が自分の報酬を服部が着服したと訴えました。
もうどこからどう見ても茶番なのですが
服部が安藤貴和にたぶらかされたせいだといいだし
証人として出廷を求めることになりました(笑

その裁判で期日を殺人事件とかぶらせることで
その殺人事件は本当に起こったことなのかを
確かめるという作戦のようです。
セコいけど戦場から引きずり降ろされた古御門としては
やむを得ない作戦だったのかもしれませんね。

この裁判で金崎から公表するなと言われたことを
公表してしまっていますね。

金崎は貴和と付き合い子ができたことに気づいた。
しかし金崎に子を渡したくない貴和は
断腸の想いで里子に出し自分との関連を完全に断ち切るために
里親の確認さえしない徹底ぶりのようです。

その後貴和が別の男性と付き合って家に行った時
その家の娘を紹介されると、その娘の特徴やほくろの位置から
自分の娘だと確信したようです。

DNA鑑定の結果を公表しようかという古御門に
必死で奪い取ろうとする貴和。
出しただけで結局公表はしませんでした。
なぜ公表しなかったんでしょうか。
これは結果が親子ではなかったのかもしれませんね。

そして徳永さつきは貴和の娘である
という推測の上で話を進める古御門。
実際に毒殺を行ったのは娘であり
自分が死なないように致死量を管理まで行ったという。
え?当時小学生くらいだったように思えましたが
致死量を管理できるとかどれだけすごい小学生なんですか。
君はコナンくんですか(汗

古御門の推測を必死で否定している時点で
貴和はそう考えたようですね。
そしてさつきを必死でかばい
自分が殺人犯だと言い続けていたことが分かりました。
事実だと考えていたことを暴かれてしまい泣き崩れる貴和。

なるほどこれなら羽生の提案に乗ったのも頷けますね。
子供を守るのに必死だったわけですか。
しかし古御門を勝たせる方向でその作戦をやっていれば
ここまで引っ掻き回されることもなかったでしょうね。
作戦を失敗してしまったようです。


古御門は留置所での面会で貴和に娘に罪を全部被せて
無罪を勝ち取ろうと提案します。
その際の言い方もひどいもので
裁判所で泣き崩れて傷心している貴和への
ダメージを考えた黛が止めようとします。
じゃぁ他にいい案でもあるのかと質問する古御門に
「新しい真実を作りあげる」という黛。
それに対して”正解だ”と返した古御門。
これから貴和を交えてさつきに罪の及ばないような
真実をでっち上げる作戦が始まります。

事実が大事だという黛も時と場合によっては
クライアントのために事実を捻じ曲げることもやむなし
と考えているようです。
軸がぶれてしまっているように思えますが
軸がしっかりしすぎて融通が利かない人間は
結局機械のような人間性になってしまいますよね。
こういう方が断然人情があって好きですね。


裁判では当然三木が解雇されて再雇用された古御門が
貴和の弁護人となり検察の羽生と対決することになりました。

そこででっち上げた真実へのミスリードが始まります。
まぁこのミスリードはかなり稚拙なもので
嘘丸出しなのがわかるのですが
ここはコメディードラマとして受け流すところのようです(笑

貴和は別れ話を切り出されて毒殺しようと
徳永家に侵入したものの親子の姿をみて
自分の行為に恐怖し殺害をやめました。
しかし毒薬の瓶を置き忘れてしまい、
調味料に似た毒薬の瓶をみた徳永光一郎は
それを使用した料理を食べてしまい事故死したということです。


この証言を聞いた羽生が激情してしまい
証言を罵り古御門から指摘されます。
更にヒートアップした羽入はこの証言を利用してでも
貴和を追い込むことに方針を変えて
話を始めましたがここでまた古御門に指摘されました。

検察側が主張していた内容とは大きく異なり
この証言を利用しているということは
この証言内容を肯定していると解釈してもいいのか、と。
そこで我に返り二の句が告げられなくなった羽生。


被告人を返すとき引き止めてまで
この状況の不満を言い続ける羽生。
貴和は今までの罪を償うため投獄されるべきだと
黛はいつからペテンをするようになったのかと
必死に主張します。

しかし全て古御門は否定します。
「僕のどこが間違っているんだ!!」
「間違っていないと思っているところだ!!」

そして羽生に止めを刺すように
現状持てる最高の侮辱で罵る古御門。
怒りに任せて暴行しそうになる羽生ですが
暴行はせず泣き崩れてしまいます。
「そんなに酷いことを言わなくてもいいじゃないか
 僕だって頑張っているんだ・・・」


古御門が最後に一言。
「醜さを愛せ」
臭い、古御門先生臭すぎます。キャラが違ってますよ(笑
これを受け入れた羽生はもうごねなかったようですね。
古御門の完全勝利で裁判が終わりました。
後日でた判決では、貴和は無罪となり
さつきも当然罪に問われることはありませんでした。

偽のDNA鑑定をさつきに渡して満足させた黛。
それをみて喜んでいる貴和。
なんとも微妙な感じですねぇ。
まぁ娘が幸せならどうでもいいのかもしれませんけどね。

そして本物を鑑定結果を貴和に渡す黛ですが
貴和は確かめもせずに燃やしてしまいました。
「どうせ偽物なんでしょ?」
という言葉に”本物だ”と慌てる黛ですが
古御門が”さすがだ”と偽物であることを打ち明けます。
黛はこれまで必死になってやってきたのは
なんだったのかと大ブーイングですが
あなたのしてきたことは十分結果を出してますよ。
うんうん、マジでお疲れ様ですね。

貴和から報酬として一億円と「高速回転みどころ攻め」
というベッドでの技をもらえる約束になっていたようですが
古御門はベッドで待ちぼうけをくらったまま
報酬はもらえなかったようですね(汗
しかし・・・どんな技だよ、ってういか名前つけんな。


羽生は世界を旅して自分探しをするようです。
その別れ際でも常に微妙に上から目線で
古御門を励まして去っていった羽生。
さすがという言葉以外出てきませんね(汗

バスまで送った黛は羽生の気持ちには応えられないと
羽生をふったのですが、その際の羽生の表情が
不可解な話をされて「何?」って顔でした。
そこであれ?って思ったのですが・・・
その場は納得したふりをして頷く羽生。


三木の事務所までやってきた古御門は
三木を散々おちょくって去って行きました。
これによって以前の怒りが戻ってきた三木は
これからも古御門を地獄に叩き落とすために
努力を惜しまない精神のようですね。
古御門は髪の毛をとってきてくれた
沢地への借りを返しに来たのかもしれませんね。


黛と別れたあとタブレットで黛の写真を見ている・・・
かと思いきや、実はその横に写っている
古御門を見ていたようです。
くちびるとかなぞったりしてますよ?・・・

えぇ~~~~~!!!!!!!??????
あれれぇ~~~
もしかして羽生くんはアレですか?
古御門さんラヴなんですか?
マジで~??

なんということでしょうか。
もしかしたら古御門に完全勝利をした暁には
告白しようと思っていたかもしれませんね。
ん~古御門さんよかったですね(笑

そしてネクサスに移籍していた黛は
当たり前のように古御門事務所で食事しています。
それを指摘した古御門に服部が独断で黛に復帰をお願いしたという。
このままでは過労死しそうだというのですが
服部さんは有能すぎるので絶対過労死とか
ありえそうにないですよね(汗
まぁそんなこんなで強引に復帰が認められたようです。
(古御門さんは口では拒否していましたけどね(笑)



あー終わってしまいましたねぇ。
マジで面白っかったなぁ。
私は半沢直樹より断然こっちが面白かったですよ。
ただ堺さん的にはやりがいのない仕事だったそうで
ちょっと残念ですね。

セリフを言わされている感が強すぎるドラマだと
感じてしまったのかもしれませんね。
まぁ毎回異常なまでに長くて高速のセリフばかりでしたしね。
初めは楽しかったかもしれませんけど
そのうち疲れてきたのかなぁと思われます。

出演者がうんざりしたのはかわいそうですし
視聴者的にも残念に思いますが
それでもドラマはとても面白かったですよ。
堺さんはこれまで以上に手を抜きつつ
今後は楽しんで出演をしてほしいですね。

スタッフのみなさんも大変お疲れさまでした。
またこんな面白いドラマを作ってくれることを
期待しておりますのでよろしくお願いします。

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