SSブログ

リーガルハイ第二期 7話 腑抜けの獅子よ、目を覚ませ [映画・ドラマ]

ドラマ「リーガルハイ」第二期7話の感想です。

このドラマはいい感じにギャグが織り交ざって
本当に面白いですね。
ギャグ一辺倒では飽きてくる時期ですが
いいタイミングでシリアスな話や人情を持ってくるので
しっかり山と谷が生まれているので


前回の話でクビになった黛。
ネクサスで弁護士として働くことになりました。
確かに理想とする思想ではありますが
法廷で戦う戦士としては牙のない狼が
遠吠えをしているだけのような状況になっていますねぇ。

それでも「ラブ&ピース」をモットーとして
”和”を打ち出している雰囲気に飲まれて
安心と居心地の良さを獲得したようですね。

そこで黛が担当する全ての裁判では
相手に必ず古御門が弁護をしてきました。
言葉では「叩き潰す」などと言っていますが
実際はもっと本気を出せと発破をかけているんでしょうね。
ぬるい空気に染まっている黛を
生まれ変わらせようとしているようです。


全ての裁判でピンポイントに弱点をついてくる古御門に
太刀打ちできない黛は自身を失いながら
戦いに次々と敗れていきます。

刑務所に留置されている貴和に交渉という名の
相談をしに行っているような古御門と黛。
そこで黛だけを残して古御門を追い出した貴和は
黛に的確なアドバイスをしながら
微妙に応援しつつ後押ししてくれているようです。


そこで注目されたのはアニメの巨匠の指導が
あまりに厳し過ぎたために精神的に追い詰められてしまった
アニメーターが謝罪を請求する裁判。

そこで巨匠が語ったのは自分は”天才”ではないということ。
ただ直向きにアニメ制作だけに人生を費やして
ふと気づくといつの間にか天才と呼ばれていた。
それだけのことだと。

ただ仕事に人生をかけない人間には
その過酷なまでの過程が理解できずに
自分が受けている苦しみだけを訴えて
相手の歩んできた道を理解しようともしない。
それが言いたかったのかもしれませんね。

まぁなんと言いましょうか
耳に痛いというか心が痛いというか
ちょっと泣きそうです。
自分の情けなさを改めて確認させられました。

私の人生を振り返ってみると
なんだかこんな思考だったと思いますね。
自分は何もせずにぬるいことを言って
調子に乗る人生…うわぁダメだ泣きそう(涙
今後はもうちょっと人間性を磨いていきます。
(来年から始めます)

この裁判では古御門から黛への言葉が込められています。
「天才についていくためには
 生半可な覚悟ではダメだ」


そこで黛は裁判の流れで古御門に対して
メッセージを返しました。
「言葉で言わなければ伝わらないこともある
 気持ちを言葉で伝えるべきだ」


しかしそれはアニメの巨匠が
弟子のアニメーターに向けて言った言葉で
古御門の心を少しは理解できてきたかもしれません。
しかし連敗してしまった黛は完全に自信を失っています。

クビにしてもいいと言う黛にまだ継続するという貴和。
貴和は黛の心も古御門の心もわかっているようです。
それによって二人が自分を助けてくれそうな人物に
変わってきていると認識したようですね。

黛は羽生と二人で会話している時でも
古御門の悪口を言っていますが
会話のほとんどが古御門のことだけです。
これは心から古御門に染まったと見ていいかもしれませんね。

【Blu-ray】リーガルハイ/スペシャルドラマ
ディレクターズカットVer.【送料無料】


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
思い立ったら、即実行!

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。