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進撃の巨人 10話 巨人の謎を考察してみました [アニメ・小説]

今回は感想を書きません。
そんでもってアニメ版の進撃の巨人10話までを見た段階での
巨人の謎について、私なりの考察をまとめてみます。

①巨人は人間の体内から生み出す
 まずエレンは自分の手を噛んで
 巨人を生み出しましたね。

 またエレンが初めて巨人になったときも
 腕の傷口から巨人の手が出てきたと
 連想をさせる演出でした。

 それはエレンの体内から生み出したと
 考えるべきではないかと思います。

 巨人は異常な成長促進を続けている
 巨人の体温がかなり高いということと
 再生能力が凄まじいことは
 打たれた薬により成長促進が
 著しいからではないかと思われます。

 つまり体内から生み出しているのは
 エレンの体の細胞そのもので、
 それを異常な成長促進によって
 まかなっているのではないでしょうか。 


 エレンがミカサとアルミンを守ったとき
 花が咲いていましたが、あれは
 成長促進の薬が花に影響してしまった
 とかではないでしょうか。
 まぁミカサとアルミンに影響がないので
 これについては少し怪しくもありますが。

②巨人からの排出
 エレンが巨人から出るとき
 蒸気のようなものが出ました。
 あれはエレンが超大型巨人の
 ウナジを攻撃したときも出ましたね。
 もしかすると超大型巨人にも
 人が入っていて、脱出したのでは
 ないでしょうか。


③生み出した巨人は消滅する
 エレンが生み出した巨人は
 通常の巨人のように溶けて行く感じでしたが
 超大型巨人は完全に消滅しましたね。
 完全に巨人を掌握している人なら
 生み出すのも消滅するもの
 一瞬でできるのではないでしょうか。
 だから超大型巨人はいつも唐突に出現して
 一瞬で消えてしまうのかもしれません。


④巨人は人間しか攻撃しない
 巨人は人間以外を攻撃しないように
 設定されているのではないかと思います。
 建造物を無闇に破壊している場面も
 あまり見受けられません。

 超大型巨人と鎧の巨人が門を破壊したのと
 本部の壁を顔面で破壊するシーンだけです。

 しかし大量の巨人が襲撃してきた時に
 建物の破壊はそれなりに見受けられましたので
 多少の暴走などはあるのかもしれません。

 超大型巨人であれば、門でなくても
 壁のどの場所でも破壊できるように思いますし
 他の巨人にしてももっと酷く建物を破壊しても
 おかしくない状況なのに
 ほとんどの建物が破壊されていない部分で
 そのことが裏付けられているように思います。


⑤エレンの巨人は特別性
 エレンが生み出した巨人は
 人間を攻撃するような素振りを
 一切見せることがありませんでした。

 これはエレンに打たれた薬が
 他の巨人のものとは別のものだ
 という証明だと思います。

 そこから考えますと、
 エレンのお父さんは医学的観点から
 巨人の研究に携わっていて、
 その結果、昔使われていた
 巨人を作り出す薬そのものを
 見つけ出したのではないでしょうか。

 薬には成功例が存在しないか、
 成功しても人間として生きられないためか
 自分の身内であるエレン以外を
 被験者にすることができなかったのでは
 ないでしょうか。

 それが泣きながらエレンに薬を打った
 真相のようなきがしますね。 


⑥薬には使用者の魂が溶け出していく
 どうやらエレンが打たれた薬は
 人間の魂が含まれているように思います。

 記憶障害が起こるという説明の折に
 「彼らが教えてくれる」と言っています。
 これは薬に魂が溶け出し切って
 薬の使用者は死んでしまう、もしくは
 普通の巨人と同じ存在に
 なってしまうのかもしれません。
 
 エレンの記憶障害というもの
 この薬に魂が溶け出しているので
 記憶が失われているのかもしれませんね。


⑦巨人内部では攻撃性が上がる
 エレンが巨人から出てきたあとの
 夢うつつの状態の時に
 「もっともっと殺してやる」
 と発言していました。

 巨人の体内にいると
 興奮状態が継続されるなどして
 攻撃的な思考になってしまうのでは
 ないかと考えられます。

 しかし超大型巨人や鎧巨人は
 理性があるとしか
 思えない行動をとっています。
 


上記の考察の上で導きだされた結論は、
やはり巨人は兵器だったと思うのが
一番妥当じゃないかと思うのです。

●巨人は人間にしか攻撃しない。
●巨人は人間が自分の体内で生み出す。
●巨人に入ると攻撃的な思考になる。
●完全に制御できる人間は
 巨人内でも人間としての自我を保てる。


上記に列挙したものを考えると
100年以上昔に地上を支配していた
人類同士の戦争において、
人間が巨人となって敵となる人間を攻撃する
兵器だったと思われます。
土地や動物、植物、など支配後に
残しておきたいものは攻撃しないように
設定されていたと推測できますね。


一番気になるのはアニメ一話の時の
エレンの記憶障害の部分です。

あのときはまだ巨人から襲撃は受けていません。
従って薬を打たれてないと思ったのですが、
もしかすると薬は以前からエレンに
投与されていた可能性が出てきました。

そして一話の「二千年後の君へ」
というタイトルなのですが、
巨人って実は二千年前からいた
ということではないでしょうか。

そしてその対抗策としての薬を
エレンに投与し続けていた。
二千年間にあった人類が
滅ぼされていくシーンが
エレンの中をよぎったのでしょうか。
目を覚ましたエレンは泣いていました。

それはエレンの心が泣いたのか、
薬の中の誰かの涙だったのか…


この進撃の巨人の世界って
やっぱり地球の未来だと思うんですよ。
しかし文明のあとが欠片も感じられません。
100年程度ならビルなりなんなり
確実に何かしらが遺跡として残っているはずです。

しかし何もありませんね。
それは二千年前に滅んでいたからだとすれば
納得できなくもない気がしますね。


【OPテーマ】自由への進撃 / Linked Horizon



【EDテーマ】 美しき残酷な世界 / 日笠陽子【初回限定盤】

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