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キングダム2 9話 果たされた約束 繋がれた命 [アニメ・小説]

アニメ「キングダム2」9話の感想です。


今回でエイセイの回想回が終了しそうですね。

シカ姐さんとの逃避行は悲しい結末で終わりました。

どうかシカ姐さんたちの想いを忘れずに

次へ命をつなぐ人物になってもらいたいですね。



連日の逃亡により馬も人も疲弊しているところで

エイセイの幻覚によって余計に時間を取られた一行。


後方から追っ手の騎馬隊のものと思われる砂煙が見えるほど

追いつかれている状況です。



そこでコウショウがアモンに問いかけた昔の誓を話します。

「三人の中で一番最後に死ぬのはシカ」

当然忘れていないというアモン。

二人はシカに惚れていてアモンは告白していないことを

後悔していたのですがコウショウはすでに告白してして

振られたということでした(涙

こんな男前(人間的に)な二人も
姐さんに惚れるのはわかりますねぇ。


後ろばかり気にしていたのですが

追っては側面からもやってきていたのでした。


いきなり側面からの攻撃に二人の秦国人が殺されてしまい

窮地に追い込まれたところでアモンがシカに言いました。

「やっぱ告白しとけばよかった

 …あばよ」

そう言うと敵騎馬隊の全面で馬車をわざと転倒させて

敵を巻き込んで行きました(涙

アモーン…間違いなく殺されてしまっているでしょうね(涙
始め見たときは変なオカッパ野郎とか思ってごめんなさい。
君はマジで勇者だよ。男前だよ。


涙をこらえながらアモンの名前を叫ぶシカ。

コウショウもアモンが助かるとは思っていませんね。

それでもセエイセイを助けるために
馬車を止める訳にはいかないのです。


エイセイはまたしても夢の中で自分の亡者と戦っていました。

しかし自分の腕を掴むシカの強い腕によって

闇の中へ落ちることをギリギリでとどめてくれています。

そしてシカの心がエイセイの心を開き

人間を取り戻してくれたのです。

亡者は最後のあがきのようにエイセイに甘い言葉をかけますが

シカからもらった強い心をもって亡者を振り払ったのです。



そして現実で目を覚ましたエイセイはシカの腕に刺さる矢を見て

状況を理解し、コウショウやドウケンから

追い詰められていることをおしえられました。

秦国の迎えが着ている場所までは約2刻ほどかかるものの

あと半刻と持ちそうにないというドウケンの言葉は

皆の心の代弁でもあるようで完全に諦めムードが蔓延しています。


そこでシカからもらった心を奮い立たたエイセイは

”諦めるには早い”とみんなを励ましたのでした。

エイセイは完全に亡者を振り切り
自らを人間と認識して本当の意味で目を覚ましたのでした。


その事実を知ったドウケンは絶対にエイセイを守るのだ

という意思をみなぎらせ奮起するのですが

多数の矢がエイセイをめがけて飛んできているものを

防ぐ手立てがなく自らをエイセイの盾としたのです。

「無念…セイ様お許しを」

そう言って馬車から落ちていきました(涙


次々と失われる仲間にまたしても

諦めの気持ちが首をもたげてきます。

そこで前方から見える砂煙で助けが着ていることを確信したシカは

馬車の御者をエイセイと代わりシカが攻撃を担当して

少しでも時間を稼ごうと考えたようです。

「絶対に後ろは見ないでください」

その言葉に込められたのは”エイセイだけは生きてくれ”
という強い想いなのでしょうね(涙



そこでまたしても攻撃が始まり矢で左胸を刺されたコウショウは

アモンのように格好よくは逝けそうにないが

少しでも多くの敵を倒し1秒でも長くシカを生かす

それだけを心に刻んで敵に特攻を仕掛けました(涙


仲間の死に涙が止まらないシカですが役目を果たせば

すぐに自分も二人のところへ行くだろうと思いながら

敵へ矢を放ちます。

反撃の矢を手に受けたシカは馬車に倒れ込みました。

その音に反応したエイセイに「見るな!」と叫び

只管馬車を進めることだけを考えるように促すのでした。



秦国の騎馬隊の砂煙を確認した追っ手は

楽しんでいた狩りをやめ、一気に止めを差しに襲ってきました。

さっきでさえも矢をゼロ距離射撃で撃っていたのですから
これからは完全に接敵されることになるでしょう。

それを察知したシカは弓を剣に持ち替えて応戦にあたります。



なぜそこまでして自分を助けようとするのか

というエイセイの疑問に答えるシカ。

シカも過去に養父に命を救われたが
その養父はシカが10歳の頃に
受けた恩を返すこともできずに死んでしまった。

父は自分の命をシカ達に繋いだのだといい
そうやって人は繋がっていくのだと教えられた。
だから自分も繋がっていくのだという。


何度も攻撃を受け矢を受け剣で斬られても耐え続けるシカ。

助けに現れた昌文君を目前にして振り返ったエイセイが見たのは

剣で斬られ、矢、槍が刺さって崩れ落ちていくシカの姿でした。

昌文君の部隊が敵の追っ手を全滅させたものの

もうシカが助かる見込みはなさそうです(涙


自分が助かって秦国へ帰れることを報告したエイセイに

虫の息のシカが言った言葉はエイセイを気遣うモノでした。

「お怪我はありませんか」

マジで泣きました(涙
そこまでボロボロになっているのに他人を気遣えるなんて
あなたはどんだけ男前なんだと。
これが誰もが惚れる「かっこいい女」というヤツですね(涙


誰もが助からないだろうと考えるほど酷い怪我を負っているのに

その気遣いの言葉に周りの兵士も痛ましさが滲みます。

「あなたは誰よりも偉大な王になります」

見えなくなってきた目でも見えるように顔を近づけたシカ。

「憑き物が落ちましたなぁ

 瞳がなんとうつくし…」

言葉を最後まで言うこともなく亡くなってしまったのでした。

うあぁぁシカ姐さ~ん(涙
こんな過去があったんですねぇ(涙
エイセイはシカ姐さんの分もヒョウの分も
しっかり生きて偉大な王になってもらわねばなりませんね。

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